銀座・ART FOR THOUGHTが新装オープン
東京・銀座にあるギャラリー「ART FOR THOUGHT」がリニューアルを経て新たな展示シリーズ「the foundry」を始めました。このシリーズでは、日本の伝統工芸と現代美術を融合させた表現を追求する若手作家たちが紹介されます。特に、国内外のアートファンに向けてのECサイトやプロモーションにも力を入れているとのこと。
第一弾展示:山浦のどか個展
新シリーズの第一弾として、2023年7月14日から8月26日まで、徳島県在住の和紙作家・山浦のどか氏の個展「ゆれて、ひかり、おどる、きおく。」が開催されます。この展示では、山浦氏が手がける和紙作品が中心となり、やわらかな光と影の世界が展開されます。
特に注目すべきは、山浦氏の作品がどのようにデジタルデバイスやネオンサインといった現代的な光と対比され、私たちの生活における自然の光の持つ意味を再評価させる点です。彼女の作品を通じて、清らかな光が生み出す影の中に命生きるものを感じることができるでしょう。
展覧会の概要
- - 展示タイトル: 山浦のどか個展「ゆれて、ひかり、おどる、きおく。」
- - 会期: 2023年7月14日(金)~8月26日(土) 11:00 – 19:00 (日、月、祝休み、土曜日は17:00まで)
この展示に関して、詳しくは
こちらからご覧いただけます。
次回の展覧会について
さらに、同シリーズの第二弾として、2023年10月に陶芸作家の清水雄稀氏による企画展も予定されています。華やかな日本の伝統技術と現代アートとの繋がりが、今回の展示を通じてどのように表現されるのか、今から期待が膨らみます。
企画シリーズ「the foundry」について
「the foundry」は、日本の伝統工芸と現代美術の架け橋となることを目指す企画シリーズです。古くから日本の美術は生活の中で実用的な役割も果たしてきました。その美術作品が、日常生活に彩りを与え、心地よい暮らしを実現するための実装を現代に再提示する試みとして、注目を集めています。
銀座は、江戸時代に銀貨を鋳造し、人々の生活に潤いを与えた地。そこで、新たに伝統技術と現代アートを融合させる挑戦が始まります。この静かな挑戦が、どのような美を生み出すのか、大いに楽しみです。
ART FOR THOUGHTのご紹介
「ART FOR THOUGHT」は、2011年にオープンし、今年で12年目を迎えました。リニューアルを通じて、ギャラリースペースやECサイトの充実を図り、より多くのアートファンに作品の鑑賞や購入の機会を提供していきます。
住所: 中央区銀座8-10-4 和孝銀座8丁目ビル1階
ウェブサイト:
ART FOR THOUGHT
お問い合わせ:
[email protected]