徳之島コーヒー登場!
2024-12-10 12:22:18

徳之島の希少国産コーヒーがふるさと納税返礼品に登場!

徳之島コーヒー、ふるさと納税に登場



2023年10月、徳之島で育まれた希少な国産コーヒー「徳之島コーヒー(ブレンド)」が、ふるさと納税の返礼品としてデビューしました。このコーヒーは、12gのパックが10袋も含まれたセットで提供されています。今回は、この徳之島コーヒーの魅力やその成り立ちをご紹介します。

徳之島コーヒーの魅力



徳之島は温暖多雨な気候を利用してコーヒー豆の栽培が行われていますが、台風の影響もあり、その栽培は一筋縄ではいきませんでした。それでも、地元の生産者たちは多くの人々の協力を得ながら、農業の持続可能性を模索し、2024年の秋には初の製品化を実現させました。自然と共に育つコーヒーには、挑戦と情熱の詰まった味わいが広がっています。

コーヒー栽培の歩み



徳之島でのコーヒー栽培は1982年に始まり、吉玉誠一さんが苗木を植えたことでスタートしました。この島はコーヒーベルトからかなり離れているため、コーヒーの栽培に適した場所は日本でも限られています。しかし、徳之島はその例外で、コーヒーの育成環境が整った数少ないエリアの一つです。

最初の数年は塩害や寒さによって苗が枯れるなどの苦難が続きましたが、4年後にはついに実をつけることができました。しかし、当初は機械もなく、全て手作業で果肉を剥く過程を経る必要がありました。

生産者の努力



コーヒー栽培を個人の趣味として終わらせたくないという思いから、生産者たちは生産者組合を設立し、さらなる生産拡大を目指しました。ところが、設備面や資金面など、数々の課題が立ちはだかります。また、200以上のコーヒー品種の中から徳之島に適したものを探し出すという試行錯誤も続きました。

2017年には、「徳之島コーヒー生産支援プロジェクト」が始動。このプロジェクトでは、台風防風対策や必要な設備、様々なコーヒー種が提供され、全国的に注目を集めるようになりました。今年に入ってようやく実際の販売も開始されたのです。

今後の展望



これからも徳之島コーヒーの挑戦は続きます。一杯のコーヒーには、多くの人々の協力や努力が詰まっていることを私たちは忘れてはなりません。ぜひ、この特別なコーヒーを体験し、未来の徳之島の“コーヒーアイランド”としての姿に期待を寄せてみてください。

お求めは各ふるさと納税サイトから可能です。伊仙町の特設サイトや楽天、さとふる、ふるさとチョイス、ふるなびなどをご覧ください。あなたも徳之島コーヒーを通じて、地域を応援する一員になってみませんか?

資源を大切にしながら育まれた日本のコーヒーは、国際的な市場でもその価値を示すことができるよう、さらなる研究と努力を続けていきます。世界のコーヒーと肩を並べるその日を、私たちは信じてやみません。


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会社情報

会社名
伊仙町
住所
鹿児島県大島郡伊仙町大字伊仙1842
電話番号
0997-86-3111

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