日本全国で広がる『にっぽんオレンジシンボル運動』の意義と成果
日本全国で進行中の『にっぽんオレンジシンボル運動』は、児童虐待の防止を目的としたキャンペーンです。特に11月は、こども家庭庁が推進する「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」と連携して、本活動が展開されています。主催するのは、岐阜市に本社を置く株式会社中広を含むCHUCOgroupです。
この運動は、地域ごとの象徴的な建物や施設をオレンジ色に灯すことによって、児童虐待の認識を高める取り組みです。オレンジは児童虐待防止の象徴色であり、その強い視覚的効果を活かして多くの人々の意識を喚起しています。2023年の現在、実施された賛同数は過去最高の1,500件。全国47都道府県すべてで活動が行われています。
189番の認知向上が、子どもを救う力になる
「189番(いちはやく)」は、児童相談所の虐待対応ダイヤルであり、その認知度を向上させることが本運動の主眼です。こども家庭庁のデータによると、令和5年度の児童相談所への虐待相談件数は22万5,509件にのぼり、年々増加しています。さらに、虐待による死亡者数も年間72名という痛ましい現実が続いています。189番の認知が広まることで、虐待の早期発見や通告が促進され、命を守る手段となることが期待されています。
啓発活動の多角的アプローチ
CHUCOgroupは、この活動を開始した2018年以来、情報誌を通じて189番の周知に努めてきました。そして、オレンジシンボル運動だけでなく、小学生を対象に制作した「189のうた」や、地域の演劇イベントでの啓発活動など、多様な方法で啓発を行っています。地域に密着した活動を通じて、市民の意識を高め、児童虐待防止の文化を育む努力が評価されています。
終わりなき取り組みへのコミットメント
CHUCOgroupは、この運動を単なるキャンペーンではなく、「日本から児童虐待をなくすまで続ける活動」と位置づけています。今後も、地域情報誌の広がりを活かし、さらに多くの人々に189番の存在を知ってもらい、協力を呼びかけてまいります。
お問い合わせ
本運動についての詳細は、公式ウェブサイトやSNSを通じて情報が発信されています。また、広報・マーケティングに関する問い合わせは、株式会社中広が受け付けています。具体的な連絡先は、名古屋市中村区名駅にあるJPタワー名古屋の24Fに所在し、電話052-562-2139、メールは
[email protected]です。
このように、日本全国で広がる『にっぽんオレンジシンボル運動』は、児童虐待防止のための取り組みとして、地域社会において重要な役割を果たしています。私たち一人一人がこの運動に参加し、児童の安全を守るための意識を持つことが求められています。