トクティーが新たな成長のステージへ
トクティー株式会社は、東京都港区を拠点に、外国人特定技能人材のマッチングプラットフォーム「tokuty」を運営しています。この度、同社がきらぼし銀行主催の「第3期 KicSpace Accelerator」に採択されたことが発表されました。このプログラムは、将来性のあるスタートアップ企業との新しい価値創造を目指しています。
アクセラレータープログラムの目的
きらぼし銀行が運営する「KicSpace HANEDA」は、スタートアップにとって非常に重要なインキュベーション施設です。ここでは、時代のニーズに応じた新規事業を生成し、地域活性化を支援することを目的としています。トクティーはこの機会を通じて、きらぼしグループ顧客の人手不足という課題の解決に寄与する新しいビジネスを開発することを目指しています。
トクティーのビジョン
トクティーの代表である杉原尚輔氏は次のように述べています。「日本の深刻な人手不足を解決し、日本経済を活性化させるために、特定技能人材のマッチングサービスを展開しています。きらぼし銀行との連携を誇りに思い、特定技能の需要が高い東京で、さらに社会課題に対する解決策を提供していきます。」
国際人材のマッチングサービス
トクティーは2018年に設立され、主にノンデスクワーカーの外国人材採用や労務管理サービスを展開するグローバルスタートアップ企業です。2021年には、外国人特定技能人材を採用したい企業と300社以上の海外人材会社をつなぐマッチングプラットフォームを開始しました。これにより、企業は優秀な外国人材を迅速に採用することが可能となっています。
地域の人手不足への対応
近年、日本各地で人手不足が深刻化していますが、特に地方部ではその影響が顕著です。トクティーは、地方の人員不足解消に貢献することを目的に活動しています。また、ビザ申請に関連するDXソリューションの提供も計画しており、在留外国人及び雇用主の負担を軽減するサービスを展開する予定です。
未来への展望
トクティーは、今後も各地の地方銀行や企業と連携し、地域活性化に向けたさまざまな取り組みを行っていく方針です。最終的には、日本とアジアをつなぐ人材ハブとして進化し、国際的な展開も視野に入れていくとしています。このプログラムへの参加は、トクティーにとって新たな成長への大きな一歩です。