新設ポジション「産業戦略官」の採用実現
静岡県袋井市に新たに設置される「産業戦略官」の採用が、エン・ジャパン株式会社の協力のもとで行われました。これは、正規職員としての初の試みとして注目を集めており、2024年8月からのスタートが期待されています。
袋井市長の大場規之氏は、今回の公募活動における結果として、175件の応募の中から選ばれた人材が決定したことを発表しました。この新しいポジションは、広告業界やIT業界における豊富な経験を持つ方であり、戦略立案や迅速な実施において優れた能力を発揮できる存在とされています。
期待される役割とは?
産業戦略官に就任する後藤裕太氏は、静岡出身の祖父を持つことから地域への強い思いを感じていると語っています。彼は旅行業、広告業、自社メディア事業、IT事業において広範な経験を積んできた実力者です。
後藤氏は、自身のキャリアを活かして地域の事業創出や育成を支援し、特に袋井から生まれるスタートアップの成長をこれから取り組んでいく意気込みを見せています。
「民間の経営感覚を取り入れ、利益を上げる街にしていきたい」と後藤氏は語り、多くの市民に笑顔を届けることを目指しています。
プロジェクトの詳細と取り組み
このプロジェクトは「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」と呼ばれており、エン・ジャパンが全力でサポートしています。ここでは、社会的な課題解決を目指す優秀な人材を、自治体やNGO、企業などに紹介し、その後の活躍を見守ることに重点を置いています。
袋井市では、この新たな人材を通じて地域経済の活性化や新産業の創出が期待されており、今後の取り組みも注目です。また、プレスリリースや特設ページを通じて、情報も広く発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。
チャレンジ&スマイルを合言葉に
袋井市は今後、選ばれた産業戦略官と共に市民や企業、地域事業者との協力を強化し、地域経済のさらなる発展を目指します。”チャレンジ&スマイル”という合言葉のもと、すべての人に笑顔があふれる町にしていくためのアクションが始まっています。
最後に
この「産業戦略官」の登用は、単なる職務の創設だけでなく、新たな価値を地域にもたらすための重要な一歩です。後藤氏の手腕に期待がかかる中、袋井市の未来がどのように変わっていくのか、これからが楽しみです。地域に密着した観点から、個人の成長だけでなく、地域全体の発展を見守る取組が進められることでしょう。