赤穂ギャベ展の魅力
赤穂ギャベ展が奈良市で開催されます。この展示は、綿糸で作られた手織りの椅子敷き『赤穂ギャベ』を中心に、シルクロードの歴史や文化を感じることができる特別なイベントです。さらに、来場者はお茶席体験も楽しむことができます。
展示会の概要
開催期間は2020年11月6日から9日まで、場所は奈良市ならまちの「ギャラリー艸小路 木屋」です。この会場では、約30点の新作赤穂ギャベや、古作の赤穂緞通を含む20点の作品が展示されます。
テーマは、「遥かな西の異国の絨毯が奈良に辿り着く」というもので、古代の魅力を持つ奈良の地で、花氈や多様な宝物からインスピレーションを受けた作品が並びます。
感染症対策
今回の展示会では、訪れる方々に安心して楽しんでいただくため、マスクの着用と手指消毒をお願いしています。また、体調が優れない方は来場をご遠慮ください。お茶席は開け放たれた座敷で、各人独自の銘々皿でお茶が提供されるスタイルです。
お茶席の詳細
お茶席は11月7日と8日の2日間にわたり、「寧楽茶席」で行われます。この席では赤穂緞通(網利剣)を敷いた部屋で、お茶を楽しむことができます。各セッションは4名までの制限があり、お茶券は1,500円です。
日時 | 残席状況 |
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11月7日(土) | |
11:00 | 残4名 |
12:30 | 残2名 |
14:00 | 残4名 |
15:30 | 残2名 |
11月8日(日) | |
11:00 | 残2名 |
12:30 | 満席 |
14:00 | 満席 |
15:30 | 満席 |
申し込みは事前に予約をお勧めします。詳細な情報は公式サイトで確認できます。
赤穂ギャベについて
赤穂ギャベは、百年以上前に日本の風土に合わせて作られた手織りの作品です。シルクロードを通った大陸の絨毯の技術を基に、赤穂の織り手たちが手掛けました。草原や山の光景を表現し、遊牧民が実用品として利用するために織り上げられたこの作品は、今もなお多くの人を魅了しています。
この技術と理念を受け継ぎ、赤穂市御崎で新たな敷物「赤穂ギャベ」が生まれ、未来へと受け継がれています。ワークショップや技術研修も行い、この伝統を次世代へ引き継ぐために日々活動しています。
会場へのアクセス
「ギャラリー艸小路 木屋」へのアクセスは、近鉄奈良駅からバスで約5分、紀寺町バス停から徒歩1分です。美しい赤穂ギャベと心温まるお茶を楽しむ特別な時間をぜひお過ごしください。
主催者情報
イベントは赤穂ギャベ館と赤穂緞通工房ひぐらしによって主催され、詳細情報はそれぞれの公式サイトでご確認いただけます。