立命館大学が贈るアートの未来
2025年、立命館大学は創立125周年を迎えます。この特別な年に合わせて、大学の衣笠キャンパスでは画期的なアートプロジェクトが始まります。仮囲いを屋外ギャラリーとして活用し、13名のヘラルボニーの契約作家による大型アート作品が展示される予定です。この取り組みは、大学が新たに設置を予定しているデザイン・アート学部の設立を契機としており、地域との連携を強化し、アートの発信力を高めることを目的としています。
KINUGASA Redesign Projectのスタート
新たな学部の立ち上げに伴い、立命館はかつての「衣笠絵描き村」の名を冠した「KINUGASA Redesign Project」を立ち上げました。このプロジェクトでは、キャンパスをアートと学びの中心地として進化させることを目指し、アートイベントや展示会の企画も含まれています。
仮囲いをアートギャラリーとして活用することで、学生や教職員、地域の皆様が自由にアートを体験できる環境を整え、新たな対話の場を築いていきます。アートが人々とどのように交流し、共有されるのかを体験できる絶好の機会となることでしょう。
展示概要とイベントの詳細
2025年5月から12月までの間、立命館大学衣笠キャンパス内に仮囲いを設け、アート作品を展示します。キャンパスのアクセスは、JR「円町駅」から市バスで約10分、京福電鉄「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅」から徒歩約10分です。展示は午前9時から午後5時まで見学可能ですが、天候や大学の行事によって一部見学制限などがかかる場合もあるため、訪問の際はご注意下さい。
特に注目したいのは、2025年6月1日に開催される「衣笠アートヴィレッジフェスティバル」です。このイベントでは、ライブペインティングやトークセッション、ワークショップなど多彩なプログラムが用意されています。地域の方々や学生たちが一堂に会し、新しいアートの風景を創り上げる機会となります。
フェスティバルの詳細
- - 開催日: 2025年6月1日(日)
- - 開催時間: 午前10時〜午後5時
- - 会場: 立命館大学 衣笠キャンパス特設会場
- - 主なプログラム:
- 作家・衣笠泰介氏によるライブペインティング
- アートトークセッション
- 地域の子どもたちとのワークショップ
アクセシビリティとサポート
「衣笠アートヴィレッジフェスティバル」では、すべての方が安心して来場できるよう、バリアフリー対応の取り組みを行っています。また、サポートが必要な方については事前連絡により配慮をするよう努めています。さらに、来場者のためのカームダウンスペースも設置され、心身を落ち着けることができる場所も用意されています。
限定のオリジナルグッズ販売
今回のフェスティバルではヘラルボニー契約作家のアートを使用した数量限定のオリジナルグッズも販売されます。特別にデザインされたノートやボールペンがラインナップされ、アートが日常に溶け込むアイテムとして手に入れることができます。
ぜひ、立命館大学の新しいアートの取り組みに足を運んでみてください。あなたもアートのある未来を体感してみませんか?