日本代表・奈良県の金子道人さんが世界大会に挑戦!
2015年5月31日から6月1日にわたって開催された「ワールドクラス2015ジャパンファイナル」では、数々の才能を持つバーテンダーたちが集まり、熱戦が繰り広げられました。この大会は、キリンビール株式会社とそのグループ会社であるキリン・ディアジオ株式会社が主催したもので、バーテンダーの技術と個性を競う重要なイベントです。
優勝者の紹介
特に注目を集めたのは、奈良県奈良市のLAMP BARに勤務する金子道人さんです。彼はこの大会で競われた4つの部門のうち3つを制し、総合優勝を果たしました。金子さんは8月に南アフリカのケープタウンで開催されるグローバルファイナルへの出場権を獲得しました。彼の勝利は、奈良県のバーテンダー文化の象徴でもあり、人々に誇りを与えています。
競技の内容
「ワールドクラス2015ジャパンファイナル」には、全国各地から選ばれた10名のバーテンダーが参加しました。競技内容は多岐にわたり、参加者たちは「技」、「味」、「おもてなし」を競ったのです。特に目を引いたのは、オリジナルカクテルを作る「Signature Cocktail Challenge」や、ジンを使ったクラシックカクテルに自身の創意工夫を加える「Tanqueray No.TEN Classic Challenge」での勝負です。
競技結果
金子道人さんは、以下の部門で優秀な成績を収めました。
- - Signature Cocktail Challenge 部門優勝:清崎雄二郎(Bar LIBRE:池袋)
- - Tanqueray No.TEN Classic Challenge 部門優勝:金子道人(LAMP BAR:奈良県)
- - Don Julio Challenge 部門優勝:金子道人(LAMP BAR:奈良県)
- - Speed & Taste Challenge 部門優勝:金子道人(LAMP BAR:奈良県)
これらの結果からも、金子さんがいかに卓越した技術を持っているか、そしてその魅力を世界へ届けようとしているかがわかります。
ワールドクラスとは
「ワールドクラス」は、バーテンダー文化の向上を目指す国際的な大会で、今年7年目を迎えます。世界52カ国から15,000人以上のバーテンダーが参加し、シンプルにお酒を楽しむ素晴らしさを伝えることを目的としています。
この大会が持つ影響力は計り知れず、各国のバー文化の発展に大いに寄与しています。金子さんが新たに獲得した名声と経験が、彼の次のチャレンジにどう利活用されるのか、それともバーテンダー全体にどのような影響を及ぼすのか、今後の活動が楽しみです。
未来への期待
金子道人さんは、南アフリカでの全球大会に出場することで、さらなる成長が期待されています。彼にとってこれは新たな挑戦であり、日本のバーテンダーとしての誇りを背負って世界で戦うことになります。応援の声が多く寄せられる中、金子さんの成功は、バーテンダー業界全体にとっても明るい兆しとなることでしょう。