新技術で防災意識向上
2024-11-21 16:19:37

東京都港区が進める新技術での防災意識向上の取り組みとは

新たな防災感知の進化: 港区のバーチャル避難訓練



東京都港区に本社を構える株式会社ジオクリエイツが、日建設計と共同で開発した「バーチャル避難訓練・視線感情推定AI」が港区の「みなと新技術チャレンジ提案制度」に採択され、2024年11月から2025年3月の間に実施される防災実証実験が注目を集めています。これは、新型コロナウィルスの影響で避難訓練への参加が難しくなった状況を受けて、地域住民の防災意識を高めることを目的としています。

実証実験の背景


最近では、在宅勤務やリモートワークが普及しており、参加者が通常の避難訓練に参加しづらい環境が整っています。また、都心のオフィスビルでは、急な災害発生時に避難経路を知らない人が増加しているという現状があります。そこで、ジオクリエイツと日建設計は、リモートでの訓練を可能にするシステムを開発しました。

バーチャル避難訓練の内容


このシステムでは、VR(バーチャルリアリティ)を用いて、リアルタイムで避難訓練が実施できる環境を構築します。具体的には、
1. 有事の際の避難経路の把握。
2. 平時の施設案内や安全箇所の解析。
3. 視線感情推定AIによる訓練参加者の状態把握。

これにより、予期せぬ災害時でも迅速で効率的な避難が促進されます。

実証実験の詳細


実証実験は、2024年11月から2025年3月に実施される予定で、港区内の公共施設を対象に、区民や施設従事者を参加者とします。実験では、バーチャル空間上での避難経路の確認や避難時の心理状態の解析が行われます。この結果は3月末に成果報告会として発表される予定です。

港区の取り組み


東京都港区は、このような新技術を活用することで地域住民に対してより良いサービスを提供することを目指しています。「みなと新技術チャレンジ提案制度」では、地域の課題を解決するため、民間企業との連携を促進し、実証実験を通じて地域活性化を図っています。これにより、多様化する行政課題への新しい解決策の創出が期待されています。

まとめ


ジオクリエイツが進めるバーチャル避難訓練は、リモートでも避難スキルを身につけることが可能となり、地域の防災意識の向上に繋がる重要な取り組みです。今後も、このような新技術がどのように私たちの生活を変えていくのか、注目していきたいところです。

\ 参考リンク: バーチャル避難訓練LP \

会社情報



  • - 会社名: 株式会社ジオクリエイツ
  • - 設立: 2012年6月15日
  • - 所在地: 東京都港区西新橋1-7-5
  • - 代表者: 本田 司
  • - 資本金: 1億4050万円
  • - 事業内容: VR用SaaS「ToPolog」の開発・運営、VR/ARサービスの企画・開発
  • - 企業理念: 「すべての人に最高の空間体験を!」


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会社情報

会社名
株式会社ジオクリエイツ
住所
東京都港区西新橋1−7−5 BIRTH TORANOMON
電話番号
03-6435-0743

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