無印良品の新商品「MUJI INFILL FLAT」登場
無印良品を展開する株式会社MUJI HOUSEが、2025年8月1日に新たなリノベーション商品「MUJI INFILL FLAT」を発売することを発表しました。近年の新築マンション価格の高騰を受け、中古マンションのフルリノベーションを選択肢として広げることを目的としています。
新築マンションの価格高騰とリノベーションの需要
首都圏では、新築マンションの価格が急上昇しており、平米あたりの平均単価は2025年6月には136万円に達する見込みです。この影響で、多くの人々が都市部に住む機会を望んでいます。そのニーズに応えるため、リノベーションの市場も大きく成長し、2030年までにその規模は約12.7兆円にまで拡大すると予測されています。
MUJI HOUSEは2015年から「MUJI INFILL 0」を展開し、「MUJI INFILL ZERO」を提供してきました。新たな「MUJI INFILL FLAT」は、中古マンションのリノベーションを通じて、より多くの人々の生活の可能性を追求していくシリーズです。
MUJI INFILL FLATの特徴
1. 暮らしを引き立てる壁
この住宅は「暮らしの背景を整える」という考えのもと、シンプルで整えられた空間を実現します。生活感を抑えることで、アートや家具が際立つデザインを目指しています。
2. 隠す収納
ユニットシェルフがぴったり収まる大きな開き戸収納を採用し、キッチンや洗面も一体化することによって、生活感を隠すことができます。これにより、スッキリとした空間を実現します。
3. ノイズのない素材とディテール
MUJI INFILL FLATでは、使用する素材の質感から、その細部に至るまでを徹底的に見直し、住まいの背景が美しく整えられるように設計されています。ノイズを排除し、相互の統一感を重視しています。
4. 心地よい距離感
可変性のある空間の配置により、光と風がよく通る住環境が生まれます。収納や水回りによって緩やかに仕切り、ひとつながりの空間の中で心地よい距離感を創出します。
5. 新基準の断熱性能
新築マンションの基準を超える断熱性能「ZEH水準」を標準仕様として提供。これにより、快適な住環境を実現することができます。
銀座でのモデルルームオープン
無印良品からは、新たに銀座店で「MUJI INFILL FLAT」のモデルルームがオープンします。ここでは、新商品のデザインや機能性を直接体験できる絶好の機会です。オープン日は2025年8月1日、東京都中央区銀座に位置します。詳細は
こちらをご覧ください。
終わりに
無印良品の新しいリノベーション商品「MUJI INFILL FLAT」は、生活の質を向上させるための革新を追求しています。都市部で快適に暮らしたいと願う人々にとって、魅力的な選択肢となることでしょう。今後の無印良品の展開から目が離せません。