オンラインセミナー開催のお知らせ
近年、10代の自殺が深刻な問題となっています。この状況を受けて、10月31日19時から20時50分にかけて、オンラインセミナーが開催されます。テーマは『「死にたい」子どもたちと向き合う11のポイント ~児童精神科の現場から伝えたいこと~』です。このセミナーは、日本公認心理師ネットワークによって企画され、児童精神科の専門家である河邉憲太郎氏と松本俊彦氏を講師に迎えます。
セミナーの背景
統計によると、近年の10代の死因の中で最も多いのは「自殺」であるという特に痛ましい現実が広がっています。この問題にどう向き合うべきか、そして適切な支援をどのように行えるのかが大きな課題となっています。
そこで、河邉憲太郎氏は、自らの著書『「死にたい」子どもたちと向き合う11のポイント ~児童精神科の現場から伝えたいこと~』を基に、具体的な事例と共に11の気づきを提供し、子どもたちの「死にたい気持ち」を理解するためのポイントを示します。
イベントの内容
セミナーは2部構成になっています。
第一部:書籍解説
著者である河邉憲太郎氏が、自著を元に解説を行います。この部分では、書籍の中核となるメッセージや具体的な事例について詳細に語られる予定です。
第二部:特別対談
続いて、松本俊彦氏との対談が行われます。ここでは、子どもの命を守るために必要な支援や、自殺予防のための取り組みが議論される予定です。河邉氏と松本氏は共に精神科医であり、それぞれの専門的な視点から深く掘り下げた対話が期待されています。
講師紹介
愛媛大学大学院医学系研究科児童精神医学講座の准教授であり、児童精神科領域における専門家です。多くの医療機関での経験を経て、現在は児童の心の健康に関する研究と支援に努めています。
国立精神・神経医療研究センターの精神保健研究所薬物依存研究部部長です。精神医療の前線での豊富な実績を持ち、特に薬物依存や精神疾患に関する研究を行っています。
参加方法と費用
セミナーはオンラインで開催され、参加希望者は事前に申し込みが必要です。参加費は書籍付きチケットが3,980円(送料込の特別価格)で、配信のみのチケットは3,000円となっています。
参加者はライブ配信および見逃し配信の両方を視聴することができるため、都合に合わせて学びを深められます。
書籍詳細
書籍『「死にたい」子どもたちと向き合う11のポイント ~児童精神科の現場から伝えたいこと~』は星和書店から2024年10月中旬に発売予定です。日本社会における児童精神医療の重要性を改めて考察するきっかけとなる書籍です。
お申込みはこちら
セミナーへの参加申込みは公式ウェブサイトをご参照ください。