早摘みもずくスープ登場!
2014-11-26 16:35:40

台湾で愛される沖縄の味!早摘みもずくスープ新光三越で登場

早摘みもずくスープが新光三越で発売開始



台湾の新光三越で、沖縄の新しい特産「早摘みもずく」を使用したスープが販売されることになりました。早摘みもずくは、春の初旬に収穫され、特有の強いぬめりとシャキシャキの食感が魅力の海藻です。この商品の登場は、勝連漁業協同組合と株式会社サウスプロダクトが共同で進めてきた新しいブランド作りの一環です。

早摘みもずくスープの特徴



新たにリリースされた「早摘みもずく たっぷり食べるスープ」は、早摘みもずくの豊かな味わいと歯ごたえを活かすために、フリーズドライ製法を採用しています。この製法により、一般的なもずくスープの約2倍もずくが使用されており、単なるスープではなく、もずくを“食べる”楽しみを提供しているのです。商品は2012年に沖縄県の農林水産部からの支援を受けて開発され、その流通システムも常温配送とし、消費者が手軽に早摘みもずくの魅力を楽しめるように工夫しています。リリースから間もなくして、国内では約15万食の売り上げを記録しました。

台湾市場での取り組み



今回のスープを手掛ける達正食品有限公司は、台湾において沖縄の特産食品の販売を担うプロフェッショナルです。国内のスーパーマーケットやデパートに商品を卸すだけでなく、「沖縄Pure」ブランドを立ち上げ新光三越でも展開しています。勝連漁協のオキナワモズクや、サウスプロダクトのフコイダンを使用した健康食品もラインナップに加えることで、多くの消費者に沖縄の味を届けようとしています。

早摘みもずくスープは「お湯を注ぐだけ」という手軽さ日常的に取り入れやすい点が評価され、平成26年の新光三越の周年祭での試食販売を経て正式に採用されました。

課題と未来への展望



台湾市場における沖縄モズクの普及にはいくつかの課題があります。まず、沖縄モズクに対する認知度が非常に低く、購買層も主に50代以上に偏っています。しかし、オキナワモズクの「低カロリー」で「健康的な機能性」に注目が集まれば、若者層をターゲットにした販売戦略が今後の鍵となりそうです。早摘みもずくスープのプロモーションを通じて、台湾の食文化に合わせた新商品開発を行い、幅広い年齢層に愛されることを目指しています。さらに、達正食品は新光三越での出店により、年間1万食以上の販売を目指す計画も立てています。

沖縄大交易会2014とそれ以降の展開



沖縄大交易会2014は、沖縄と海外企業の商談を促進する大規模なイベントです。この商談会を活用し、沖縄の産品を国内外へ広める架け橋として、早摘みもずくスープを含む商品達がより多くのバイヤーの目に留まるようにすることが期待されています。

✨この機会に、沖縄の自然が育んだ新たな美味しさを楽しんでみてはいかがでしょうか。早摘みもずくスープは、台湾のみならず日本国内でも今後ますます注目を集めることが予想されます。早摘みもずくの魅力を感じるため、ぜひお試しを!

会社情報

会社名
株式会社サウスプロダクト
住所
沖縄県うるま市勝連南風原5194番地71
電話番号
098-982-1272

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