最近、クオンタムソリューションズ(証券コード:2338)が発表したニュースが業界を賑わせています。9月22日、東証グロース上場の同社は総額約260億円(約1億8000万米ドル)の資金調達を完了したと報告しました。この大規模な資金調達は、特に金融インフラの進化において基盤的な役割を果たすとされるイーサリアムに焦点を当てています。
今回の資金調達において注目すべきは、米国の投資会社ARK Investの初のアジア企業への直接投資が含まれている点です。ARK Investはテクノロジーとイノベーションに特化した投資信託で知られ、その創業者であるキャシー・ウッド氏も積極的にコメントを寄せています。ウッド氏は「イーサリアムは金融インフラの進化において基盤的役割を果たす」とし、日本初の機関投資家向けイーサリアム・トレジャリー構築をサポートする意義を強調しました。
さらに、世界最大級の非上場金融機関であるSusquehanna International Groupも資金調達に参加しています。このような名だたる企業が投資・協力することで、クオンタムソリューションズは信頼性と期待を高めています。
資金は主にイーサリアム建て準備金の構築に充当され、初回トランシェで既に221億円を確保したとのことです。潜在株式の数は約4400万株で、これは既存株式の約2倍に相当し、注目すべき成長の可能性を示唆しています。
クオンタムソリューションズはデジタル資産トレジャー事業の展開において、日本市場の先駆的地位を確保することを目指しています。これにより、投資家や業界関係者からの関心は一層高まることでしょう。
投資家構成
- - Susquehanna International Group(主幹事)
- - ARK Invest(初のアジア直接投資)
- - Integrated Asset Management(Forbes誌最大株主)
これからのクオンタムソリューションズの動向に、目が離せません。デジタル資産の未来を切り開くその姿を、ぜひ注視していきたいと思います。
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