メタンガスリスク対策シンポジウムが開催
はじめに
2025年10月5日、東京ビッグサイトにて公開シンポジウム「首都直下型地震におけるメタンガスリスク対策」が開催されます。このイベントは、一般社団法人 減災サステナブル技術協会が主催し、日本地震予知学会やレジリエンス協会、危機管理学会など五つの団体が連携して行われます。主な目的は、首都圏での大規模地震時におけるメタンガスの二次災害リスクを軽減するための具体策を議論することです。
地震とメタンガスリスク
首都圏で大規模地震が発生した場合、構造物の倒壊だけでなく、地下に埋蔵されているガスの挙動なども影響し、引き起こされる火災が深刻な問題となります。特に、都市部の高密度化が進む中で、初動対応や避難判断、情報伝達、インフラの安全策が求められるのです。シンポジウムでは、最新の研究成果と実際の防災の観点を交えて、参加者が実務で役立つ知識を得ることができるような内容になっています。
プログラムの詳細
- - 基調講演 では、メタンガス関連リスクの基礎知識、都市火災の拡大メカニズム、そしてその限界について詳しく解説される予定です。
- - 実務セッション では、初動対応や避難行動に関する具体的なポイント、BCP(事業継続計画)における想定外への対応について議論されます。
- - パネルディスカッション では、自治体、インフラ、企業間の連携やリスクコミュニケーションについて、多様な視点からの意見交換が行われる予定です。
参加者は、これらのテーマに対して多角的に意見を交わし、実務に役立つ具体策を考える貴重な機会となります。登壇者には、信州大学名誉教授の榎本祐嗣氏や日本地震予知学会会長の長尾年恭氏をはじめ、専門知識を持つ研究者が揃います。
開催概要
- - 日時: 2025年10月5日(日)13:00〜17:00(開場 12:30)
- - 会場: 東京ビッグサイト 会議棟6階(607+608 連結)
- - 主催: 一般社団法人 減災サステナブル技術協会
- - 参加費: 無料
- - 形式: 会場開催(オンライン配信なし)
- - 対象: メディア、自治体、インフラ関連企業、危機管理担当者、研究者、一般市民
参加方法
事前に参加登録が必要です。定員に達した場合は受付を終了しますので、早めの登録をお勧めします。登録は以下のイベントページから行ってください。
イベントページ
取材について
メディア関係者は、事前登録の際に【取材希望】の旨と媒体名、人数を記入する必要があります。取材希望者は、当日の受付でプレスとお申し出ください。セッション後には登壇者への個別取材も可能となります。
最後に
シンポジウムの内容は予告なく変更される場合があります。また、会場の混雑状況により入場制限がかかることもあるため、余裕をもった行動を心がけてください。独自の視点や有益な情報を得る貴重な機会をお見逃しなく!