株式会社スパイラルアップが2024年SMB Growth企業賞を受賞
株式会社スパイラルアップが、この度2024年のSMB Growth企業賞を受賞しました。大阪市に本社を置く同社は、独自に開発した教育メソッド「ほめ育」を通じて、中小企業の人材育成や業績向上に関するサポートを行っています。この受賞は、企業が従業員を育成することで地域や社会にポジティブな影響を与えることができることを示す重要な一歩となります。
「ほめ育」を活用した地球規模の教育改革
スパイラルアップの代表取締役である原邦雄氏は、「ほめ育」が地球規模の教育改革につながると考えています。彼は「すべての人はほめられるために生まれてきて、ほめ合うために存在する」という理念を掲げ、この教育方針を広げるために様々な取り組みを行っています。すでに20か国以上での実績を持ち、アメリカや日本で百万人以上の人々に影響を与えてきました。
原氏は、「今後もファーストペンギンとして、地球人が互いを尊重し、称え合う文化を育む活動に全力を注ぐ」と決意を示しています。さらに、スパイラルアップでは、企業内の研修を通じて、離職率の低下や業績向上といった成果を上げています。
体験をもとに生まれた「ほめ育」への情熱
原氏は「ほめ育」のアイデアが自身の経験に根ざしていると語ります。彼は以前の職場での困難な経験から、言葉の力を理解するようになり、これを基盤に2011年に株式会社スパイラルアップを設立しました。この会社は、文化の違う人々にも通用する教育メソッドを確立することを目指し、さまざまな挑戦を続けています。
世界の教育を変えるリーダーとして
原氏は、「いつかほめ育を196か国に広げ、地球人としての教育方針の一部にする」という夢を持っています。ダボス会議での活動や国際的な教育サミットへの参加を通じて、新たな教育基準を提案し、共創を促進しています。特に、今後はほめ育をテーマにしたアニメーション制作や、ディズニーのアトラクションとしての展開も視野に入れています。
未来への展望
スパイラルアップは、今後もより多くの中小企業に「ほめ育」を導入し、職場環境の向上に力を入れていく方針です。現在、社内には100人を超えるほめ育コンサルタントが在籍しており、各企業に特化したほめ育事業部の設立を目指しています。これによって、企業の生産性や社員の満足度を向上させることが期待されています。
SMB Growth企業賞の受賞を迎え、スパイラルアップは地球規模での「ほめ育」の普及を目指し、持続可能な成長の道を進んでいくことでしょう。教育革新に向けたその取り組みは、社会全体に良い影響をもたらす重要なステップとなります。