江戸川区初の共生型看護小規模多機能型居宅介護「おうちがいいけど…しろひげステイ」がオープン
江戸川区に新しい医療の形が誕生します。医療法人社団しろひげファミリーが展開する「おうちがいいけど…しろひげステイ」は、2026年3月1日にオープン予定です。従来の医療制度に新たな風を吹き込むこの施設では、様々な身体的・精神的な障がいを持つ方々や、高齢者、難病患者など、幅広い層にサービスを提供する「共生型」の居宅介護を目指しています。
新しい「共生型」の医療サービス
「おうちがいいけど…しろひげステイ」の特徴は、その名の通り、多様な背景を持つ患者が共に支え合う環境を整えることにあります。現在、在宅医療を利用したいと考えている方が増えいる一方で、実際に自宅で最期を迎える割合は低下している現状。2018年に行われた厚生労働省の調査によると、約7割の人が自宅で過ごしたいと希望しているにもかかわらず、在宅で亡くなった方はわずか17%にとどまっています。
このギャップを解消するため、「おうちがいいけど…しろひげステイ」では、訪問診療と訪問介護、デイサービス、ショートステイが連携することで、在宅での生活を支援します。また、患者やその家族が安心して過ごせる環境を提供するため、常勤の専門職スタッフが24時間体制でサポートします。
地域との連携と内覧会の開催
新たに開設されるこの施設は、地域のニーズに応じた開放的な環境を目指し、内覧会も開催予定です。2026年2月25日から27日までの3日間にわたり、施設を見学できる機会が設けられます。地域住民や事業所の方々に向け、実際の施設の雰囲気を体感していただければと思います。
内覧会では、参加者に向けた説明会も用意されています。この取り組みが地域にどのように貢献できるのか、ぜひ実際に足を運んで感じ取っていただきたいです。場所は江戸川区江戸川6丁目の「おうちがいいけど…しろひげステイ」です。
地域資源の不足と「共生型」の重要性
江戸川区では、在宅医療を受けるための拠点としての需要が高まっているにもかかわらず、看護小規模多機能型居宅介護事業所は非常に限られています。全国で1074件、東京都内で72件という現状を考えると、需要に対する供給が追いついていないことが明らかです。このような背景の中、「共生型」の取り組みは、様々な層が交わり、それぞれが抱える課題を共に解決していく重要な役割を果たすことが期待されています。
しろひげファミリーの理念とサービスの拡充
「おうちがいいけど…しろひげステイ」は、単なる看護小規模多機能型居宅介護にとどまらず、地域に密着した在宅診療を行う医療法人社団しろひげファミリーの理念を反映させています。患者やその家族が「当たり前の幸せ」を感じられるよう、在宅での生活環境を整え、一人ひとりのニーズに合った支援を提供します。また、同施設は障がい者就労支援施設とも連携し、幅広い支援を提供することを目指します。
今後の展望と需要
今後、地域社会が抱える多様な課題に対して、いかに「おうちがいいけど…しろひげステイ」が支えていけるかが焦点となります。医療・介護の枠を超えた地域全体の福祉ニーズに応えるため、しろひげファミリーがどのような革新を実現していくか、期待と注目が集まります。運営開始から地域に貢献する新たな拠点として、地域の人々に愛される施設となることを願っています。