楽天コミュニケーションズが新たにサイバーセキュリティサービスを開始
2024年11月1日、楽天グループのICT事業会社、楽天コミュニケーションズ株式会社が新たなサイバーセキュリティサービスを正式に発表しました。このサービスは、企業のIT資産を守るために設計されており、ITの脆弱性を診断し、具体的な対策を講じる仕組みを提供します。
新サービスの概要
新しいサービス「安心セキュリティ定期健診」では、外部ネットワークに公開された企業のIT資産に対して脆弱性の可視化、情報収集、リスク評価を行います。この取り組みは、企業が自らのIT資産がどのような脆弱性を抱えているかを理解し、そのリスクを軽減するための重要なステップです。特に、近年悪化しているサイバー攻撃の状況を受け、企業は強固なセキュリティ体制を構築する必要が高まっています。
この診断において得られる結果に基づき、エンドポイントセキュリティやそのマネージドサービス、コンサルティングサービスなど、企業が迅速に対応できる手段が用意されています。特にエンドポイントセキュリティは、サイバー攻撃からの保護だけでなく、万が一の事態に備えた経済的損失を補填するサイバーセキュリティ保険が付帯する点が特徴的です。
現代のサイバーセキュリティの必要性
国立研究開発法人情報通信研究機構の調査によると、サイバー攻撃関連通信は過去10年間で約20倍に跳ね上がったとのことです。このような危機的状況において、企業はますます強固なセキュリティ対策を講じることが求められています。経済産業省が発表した「ASM(Attack Surface Management)導入ガイダンス」は、IT資産の保護が如何に重要であるかを示しています。
楽天コミュニケーションズは、このニーズに応える形で安価かつ高品質なセキュリティソリューションを展開します。多様化し、高度化する攻撃手法に適切に対処できるサービスは、企業にとって今や必須の要素となるでしょう。
サービス詳細
楽天コミュニケーションズの新サービスには、以下の内容が含まれています:
1.
安心セキュリティ定期健診(ASM、脆弱性診断)
2.
エンドポイントセキュリティとマネージドサービス(24時間365日監視・運用)
3.
コンサルティングサービス(緊急時の復旧支援、ソリューション提案など)
4.
教育サービス(従業員向け研修やセキュリティエンジニアの育成)
これまでの経験と知見を活かした包括的なアプローチにより、楽天コミュニケーションズはお客様のサイバーセキュリティを強化するとともに、事業の発展をサポートすることに注力していきます。今後もサービスの拡充を図り、より多くの企業に貢献していく方針です。
最後に
IT資産の脆弱性は、企業の存続に関わる重大な問題です。楽天コミュニケーションズが提供するこの新たなサービスは、企業が直面しているリスクを軽減し、安心してITを活用できる環境を構築するための強力なパートナーとなるでしょう。
詳しいサービス情報はこちらからをご覧ください。