AI医療機器アイリス、新型コロナウイルス向けの新機能を承認申請

アイリス、新型コロナウイルス向けに新機能を開発

アイリス株式会社は、AI技術を搭載した感染症検査機器「nodoca（ノドカ）」において、新型コロナウイルスに関連する新機能を開発し、12月27日付けで薬事承認申請を行ったことを発表しました。この新機能は、医療現場における新型コロナウイルス感染症の診断を支援することを目的としています。

nodocaの概要と機能

nodocaは咽頭の画像と問診情報をAIが解析することで、インフルエンザウイルス感染症の特徴的な所見や症状を検出する仕組みを持っています。2024年12月の段階で、nodocaは累計100以上の医療機関で使用され、その信頼性は高い評価を得ています。

過去の臨床研究を通じて収集されたデータを基に、この新しいAI機能が開発されました。特に新型コロナウイルスの診断においては、医師がより迅速かつ正確に判断できるよう支援することを目指しています。

医療現場での利便性の向上

新機能の開発により、医療現場での作業効率が向上することが期待されています。これにより、医師の診察がスムーズになり、患者と医療従事者の負担が軽減されるとともに、持続可能な医療経済の実現に寄与するでしょう。また、医療資源の効率的な活用にもつながると考えられています。

アイリスでは、深層学習技術を活用し、医療現場での実際のニーズに応える製品を開発しています。今後、新型コロナウイルス感染症に対する対応が求められる中、この新機能が医療従事者にとって重要なツールとなることが期待されます。

アイリスの紹介

アイリス株式会社は、2017年に設立され、医療機器の開発を行っている企業です。代表の沖山翔をはじめ、多くの専門家が集まり、医療現場のニーズに応える革新的な製品を生み出しています。「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる」というミッションのもと、これからも医療技術の向上を目指していきます。

会社概要は以下の通りです：