日本の美食文化を体感する旅
2025年11月号の『婦人画報』が、特集として取り上げるのは「日本ガストロノミー」です。この特集では、日本各地の地域特有の食材や調理法、そしてその文化や歴史を融合させたスゴさを体験できるレストラン312軒を紹介します。
ガストロノミーとは
ガストロノミーという言葉は、単に美食のことを指すのではなく、食材や調理法、文化、歴史などが織りなす総合芸術を意味します。日本には各47都道府県ごとに独特な食文化が息づいており、地産地消の理念に基づいて地域の豊かな風土や食材が調和したレストランこそが「日本ガストロノミーレストラン」として特集されます。
120軒のレストラン
編集部は、多角的に見たガストロノミーを探求し、全国各地から選りすぐりのレストランをピックアップしました。その結果、オーベルジュや各地のご当地寿司、カフェなど、新旧を織り交えた120店がラインナップに登場し、どこへ行こうか迷うほどの魅力が詰まっています。この特集を通じて、自らの味覚を鍛え、心が揺さぶられる美食体験が待っています。
文化や美の提案も
この号では「日本文化、ここから」という特集もあり、奈良県の明日香村が取り上げられています。明日香村は、日本の古代文化の源が息づく特別な場所であり、仏教の受容や外交、律令制度が生まれた場所です。そんな日本の歴史を掘り下げる素敵な提案が含まれています。
特別版『折々の花』も
また、人気連載『折々の花』の特別版が掲載され、東京・白金台の荏原畠山美術館で開催される展覧会を記念した内容が紹介されており、しつらえや展示作品による美しい写真も楽しめます。
特別なタオルハンカチのリリース
さらに、創刊120周年を記念して、『婦人画報』と「近沢レース店」のコラボ商品として、レースタオルハンカチの限定セットが発売されます。植物や蝶々がデザインされたこの特別なハンカチは、使うのがもったいない美しさです。
おわりに
この11月号の『婦人画報』は、日本の食文化を大切にし、その魅力を伝える一冊となっています。全国各地の美しいレストランや文化体験が詰まった一冊を手に取って、ぜひ美食の旅へと出かけてみてはいかがでしょうか。