日本の地方の魅力を再発見する「にっぽんの宝物 JAPANグランプリ2022-2023」

にっぽんの宝物 JAPANグランプリ2022-2023

プロジェクトの背景

「にっぽんの宝物」は日本の地方の魅力を再発見し、商品の開発や販売を支援するプロジェクトです。このプロジェクトは2009年に始まり、地域の活動や人々を結びつける全国的なネットワークを構築しました。長年にわたり多くの地方事業者が、新たな形で自社商品の魅力を引き出すために協力し合ってきました。その結果、売上が大幅に向上した事例もあります。

2022-2023年度大会の概要

2022年度の「にっぽんの宝物 JAPANグランプリ」には、1252社・1353人が地方セミナーに参加し、地方大会を勝ち抜いた81社・555組が集まりました。このグランプリでは、特に食に関連する商品が多く、観光商材の参入も増加しています。審査員には全国で名の知れた企業の社長や著名シェフ、インフルエンサーたちが参加し、厳正な評価が行われます。

グランプリの審査内容

審査は「品質評価」と「人物評価」の二つの観点から行われ、それぞれの部門で優れた商品が選ばれます。部門は全11種類あり、2日目には各部門のグランプリ受賞者が集まり、最終的な「グランドグランプリ」を決定します。このイベントを通じて無名の事業者が新たなステージに立つチャンスが得られます。

特別な意義

コロナ禍で厳しい状況にある地方事業者が多く、このプロジェクトへの参画は大きな意味を持ちます。特に地方で頑張る農家や職人たちのプレゼンテーションは感動的で、多くの涙をもたらすこともあるようです。異業種の協業も目玉で、自治体や商工会、地元金融機関の全面的な協力を得ています。

開催スケジュールと場所

「にっぽんの宝物 JAPANグランプリ2022-2023」は、2022年2月23日と24日の二日間にわたり、東京都千代田区で開催されました。会場はBASE Q及びHave a Nice TOKYOで、各部門はそれぞれ異なる会場にて行われました。また、メディア関係者の取材が可能であり、オンラインでの中継も行われました。