『MIZUgo』プロジェクトのスタート
三菱ケミカルが新たに立ち上げたキッチンカー『MIZUgo』プロジェクトが、持続可能な社会を目指し全国を巡る旅を開始しました。プロジェクトのコンセプトは「未来につなげたい〇〇!」。地域での交流を通じて、水の価値と美味しさを再発見することを目的としています。
地域の特産品を活かしたオリジナルメニュー
『MIZUgo』では、各地の食材と融合したメニューが用意されており、その一環としてオリジナルの創作料理が展開されています。例えば、出汁ごはんは福井県の昆布を使用し、さらに静岡県の抹茶を使用したグリーンティーや、水ゼリーが加わったドリンクメニューも魅力的です。地元の水を浄水器でろ過し、地域ごとの食文化を反映させることで、訪れる人々に水の重要性を再認識させることを狙っています。
- - メニュー例では、出汁ごはん(鮭、牛しぐれ、鯖)、水餅(黒蜜&きなこ)、グリーンティー(抹茶入り上煎茶)なども。
水の大切さとその取組
地球上の水の利用可能な資源は非常に限られており、その中で水をどのように効率的に使用していくかは、多くの企業にとって避けて通れないテーマです。『MIZUgo』プロジェクトでは、浄水・排水技術の提供を通じて、生活者に水への興味を持ってもらうことを目指しています。「水を感じ、水について考える機会を提供したい」という想いのもと、地域イベントでの開催を通じて、意識の向上を図りたいと考えています。
環境への配慮
『MIZUgo』のメニューは、できる限り環境に配慮した素材で提供されます。生分解性のバイオマスプラスチックや植物由来の素材を使用し、循環型社会の構築に貢献します。この方針に従い、容器や提供方法を見直すことで、飲食体験を通じた環境意識の向上を促進しています。
公式イベントと番組情報
プロジェクトの初回イベントは、2019年11月23日に東京スカイツリーでの「クリスマスマーケット2019」で行われます。また、BS-TBSではプロジェクトを紹介する番組『Hello!MIZUgo~日本のイイモノ会ってみた』が放送され、地域の魅力や水文化を紹介することになっています。
まとめ
『MIZUgo』プロジェクトは、単なる食の提供を超え、水の重要性や地域の文化を再認識させるプラットフォームとしての役割を果たします。人々が水の大切さや地域の資源を考えるきっかけを提供するこのプロジェクトは、今後どのように発展していくのか注目です。