Hacobuのトラック予約サービス、99.99%の稼働率を誇る
株式会社Hacobuが運営するトラック予約受付サービス「MOVO Berth」は、2024年6月1日から2025年5月31日までの期間において、99.99%という驚異的な稼働率を実現しました。この信じられない数字は、同社が過去2年間にわたって維持してきたものであり、信頼性の高いサービス基盤を築いています。
MOVO Berthの信頼性の秘密
この高い稼働率は、堅牢なセキュリティ体制と高度な運用管理に支えられています。2024年11月には大規模なデータベースのアップデートが行われ、一時的にサービスを停止しましたが、計画外の停止時間はわずか50分。年間総稼働時間はなんと52万5600分にのぼり、そのほとんどが安定したサービスを提供することに成功しました。
さらに、MOVOネットワークはますます拡大を続けており、現在ではロードアイディ(MOVO ID)を持つ事業所数が35,000拠点を超え、これは国内の主要物流拠点の約30%に相当します。月間でのトランザクション数も250万件を超えており、約80万人のトラックドライバーが登録するなど、その存在感は日に日に増しています。
技術と組織の両面から強化されたセキュリティ
Hacobuは、顧客が安心してサービスを利用できるために、技術的および組織的な多層的セキュリティ対策を導入しています。
- - データセンター:MOVOはAWSの東京リージョンにある異なるアベイラビリティーゾーンを使用し、冗長化を図っています。
- - 通信とデータの暗号化:インターネット通信はTLS1.2以上で暗号化され、データは業界標準のAES-256アルゴリズムで保護されています。
- - 認証方式:ユーザーごとにIDとパスワードを設定し、パスワードを一定回数間違えるとアカウントがロックされる仕組みを構築しています。
- - 脆弱性監視と診断:第三者機関による脆弱性診断を定期的に実施し、潜在的なリスクを早期に検知・改善しています。
MOVO Berthの役割と特徴
「MOVO Berth」はトラック予約システムの中でもシェアNo.1を誇り、荷待ちや荷役の時間を短縮することで物流業界の生産性向上を図るものです。このシステムが持つ特徴は、車両の入場時間を計画的に分散できる点です。荷待ちの時間を可視化し、物流プロセスの改善に寄与する機能も搭載されています。
導入後の運用定着をサポートするため、Hacobuでは専任の担当者が豊富なノウハウを活用し、ユーザーが抱える複雑な問題に柔軟に対応している点も見逃せません。
結論
Hacobuは「止まらない物流」を支持するため、今後も技術と運用の両面でさらなる高可用性・高信頼性を実現するとしています。MOVO Berthは、単なるトラック予約サービスにとどまらず、データ駆動型の未来の物流基盤を築くための重要なステップであるといえるでしょう。