ちゅうぎん未来共創ファンドがアメフレックグループに出資しました！

ちゅうぎん未来共創ファンドがアメフレックグループに出資

ちゅうぎんキャピタルパートナーズが運営する「ちゅうぎん未来共創ファンド」は、兵庫県尼崎市の株式会社アメフレックを中心としたアメフレックグループに出資を決定しました。この出資により、アメフレックグループの持続的な成長を確保し、さらなる発展を目指しています。

経営陣による新たな体制維持

執行体制や事業内容はこれまで通り維持され、アメフレックは1940年代から続く冷凍冷蔵・空調関連機器の販売や設計施工を行ってきた実績を引き続き活用します。このファンドは、事業承継の重要性を認識し、様々な地域金融機関と連携しながら、円滑な事業継続を支援します。

アメフレックの企業概要

アメフレックの主な事業は、冷凍冷蔵空調機器の販売、設置工事、保守メンテナンスであり、創業は1936年にまで遡ります。設立は1955年で、今では207人の従業員が在籍し、2024年3月期の売上高は148億円を見込んでいます。アメフレックは日本国内で食品業界の低温流通網を支える、冷凍冷蔵業界の先駆者として知られています。

資金調達の背景

今回の出資は、株式会社ゆうちょ銀行の子会社であるJPインベストメントが運営するファンドとともに行われました。このファンドは、事業承継に課題を抱える企業や新たな成長を目指す企業を対象とし、経営支援を行っていく方針です。ファンドの総額は20億円で、約10年間の存続が計画されています。

未来に向けた支援

ちゅうぎんキャピタルパートナーズは、出資を通じて地域経済の活性化を目指しています。アメフレックグループの成長を地域のネットワークを活用して支えていくことで、多くの企業や業界への波及効果も期待されています。

出資は地域金融機関8行との共同によるもので、協力して事業承継や企業価値向上に貢献していく姿勢が強調されています。アメフレックが今後も地域経済の中心的な役割を担い続けられるよう、支援を広範囲に行っていくことが重要です。