丹波篠山の伝統料理が楽しめる「天然ジビエ3種のぼたん鍋コース」を体験

丹波篠山の美しい自然に囲まれた場所に、伝統的な味を楽しめる料理旅館「近又」があります。2026年3月31日までの期間限定で提供される「天然ジビエ3種のぼたん鍋お食事コース」は、味覚の宝庫とも言えるこの地域ならではの特別なメニューです。このコースは、天然ジビエの中でも特に選りすぐりの食材を使った料理が楽しめます。

コースの始まりは、彩り豊かな季節の前菜三種。見た目にも美しいこれらの料理は、丹波篠山の厳しい自然環境の中でもたくましく育った地元の食材を活かしています。その後、豪勢な「沢煮」には天然熊肉が使用されており、深い味わいの中に肉の旨味がぎゅっと詰まっています。続いて味わえるのは、香ばしく炭火で焼き上げられた天然雉肉。外はパリッと香ばしく、中はジューシーな肉質が特徴で、一口ごとに豊かな風味が広がります。

そしてメインの「ロース猪肉と丹波篠山産野菜のぼたん鍋」では、地元で育った鮮度抜群の野菜が猪肉と共に鍋へ。秘伝の味噌ダシで仕上げられた鍋は、温かみを感じながらも、濃厚な風味が楽しめる一品です。食事の最後は「〆のぼたん丼」で、鍋で出た旨味をしっかりと吸収したご飯が、満足感をさらに高めてくれます。さらに香の物と甘味で、優雅に食事を締めくくることができます。

このコースは、特別な日に大切な人と分かち合うのにぴったりです。接客も温かな心づかいがあり、訪れる人を心から迎え入れます。

「近又」は慶長14年（1609年）に創業し、400年以上の歴史を誇る料理旅館です。城下町に佇むこの旅館では、冬の風物詩である「ぼたん鍋」の発祥の地としても知られています。伝統を守りつつ、シーズンごとの地元産の食材を生かした会席料理の数々も楽しめるため、何度訪れても新しい味覚との出会いがあります。

館内は温かみのある木の素材が使用され、落ち着きのある和の空間が広がっています。全6室の客室は、静寂を感じることができる造りで、宿泊だけでなく、会席料理や様々な目的に応じた利用にも対応しています。長年培われたおもてなしの心で、丹波篠山の魅力を存分に体験できる場所です。

丹波篠山近又へのアクセスは、舞鶴若狭自動車道の「丹南篠山口I.C」から車でわずか3キロ。また、JR福知山線「篠山口駅」からのバスもご利用いただけます。訪れた際には、ぜひともこの特別な「天然ジビエ3種のぼたん鍋お食事コース」を楽しんでみてください。心温まる体験が広がっていることでしょう。

営業時間は、昼は11時から15時まで（最終12時30分）で、夜は17時から21時まで（最終18時30分）です。宿泊は15時から17時30分までのチェックインが可能です。この機会をお見逃しなく、丹波篠山の素晴らしい料理をぜひ体験してください。