LIFULL地域創生ファンドが秋葉原にアパートメントホテル「HUBEX」を開発
株式会社LIFULLのグループ会社、LIFULL Investmentは2025年7月10日に、アパートメントホテル「HUBEX秋葉原」の開発事業への投資を決定しました。このプロジェクトは、LIFULL地域創生2号ファンドを通じて資金が供給され、地域経済の活性化を図ることを目的としています。
事業の背景
近年、訪日外国人客の増加が目立ち、観光業の重要性が再認識されています。「HUBEX秋葉原」は、このトレンドに応じた長期滞在型の宿泊施設として、特にグループ観光や家族連れに最適な設計がなされています。客室の多くは40㎡を超え、最大5名が宿泊可能な間取りを提供しており、すべての部屋にはキッチンが完備されています。
共同事業者との連携
本プロジェクトは、小野建設株式会社と株式会社Rバンク、そしてLIFULL Investmentの3社による協力のもと進められています。小野建設は静岡県三島市を拠点とする建設会社で、創業から誠実さをモットーに様々な社会課題に取り組んでいます。Rバンクは京急グループの一員として、ホテル運営を担います。
設計とデザイン
このホテルの設計は、2024年にグッドデザイン賞を受賞したHUNE ARCHITECTSの玉木浩太氏が手がけています。環境に配慮したSDGsに基づくデザインを採用し、自然を取り入れた外観が特徴です。これにより、訪れる人々に心地よい空間を提供します。
施設概要
「HUBEX秋葉原」の建設地は東京都台東区で、地上12階建ての鉄骨構造です。客室数は20室を予定しており、最大収容人数は85名と非常に贅沢な設計になっています。2026年7月26日には竣工し、10月1日には開業予定です。これにより、秋葉原エリアへの観光客誘致に大きく貢献するでしょう。
意義と期待
LIFULL Investmentが運営する地域創生2号ファンドは、地域の振興と活性化を目的としており、「HUBEX秋葉原」の開発もその一環です。地域の観光促進に寄与するとともに、地元経済の活性化につながると期待されています。この投資は、ただのビジネスではなく、地域社会全体にプラスの影響を与えることを目指しています。
今後もLIFULLは、地域の特性に応じたプロジェクトを進めていくことで、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。