兵庫県で、明るい選挙キャラクター「選挙のめいすいくん」のご当地バージョンの人気投票が行われました。この模擬投票イベントは7月6日に、神戸須磨シーワールドの前で実施され、156名の子どもたちやファミリーが参加しました。投票の結果、1位に輝いたのは「うずしお船長めいすいくん」で、得票数は46票でした。
次いで、2位は「めいすいくん」で43票、3位には「神戸タータンめいすいくん」が36票で続きます。また、4位には「デカンショめいすいくん」が31票を獲得しました。今回の投票では、多くの子どもたちが参加したため、オレンジやピンクといったキャラクターの色を書いた投票用紙がよく見受けられました。そのため、有効票としてカウントされましたが、実際の選挙では候補者名をしっかり書くことが重要であると強調されています。
兵庫県選挙管理委員会の事務局も今回のイベントを振り返り、子どもたちの参加が多かったことを嬉しく思っており、投票に行く経験が将来の投票参加に影響を与えることをデータで示しています。平成28年の参議院選挙後に行われた意識調査によると、親の投票に同行した人たちの投票参加率は63%であるのに対し、同行しなかった人たちの参加率は41.8%に留まっていることが明らかになっており、早期の投票経験がその後の意識に与える影響の大きさが示されています。
さらに、若者に向けたイベントも予定されています。7月13日には神戸市のデュオこうべで人気インフルエンサー八木沙季さんと地元ラジオ局のクマガイタツロウさんがトークショーを行います。このイベントでは、「選挙って自分に関係あるの?」という若者の疑問に寄り添いながら、未来の自分や地域について一緒に考えることを目的としています。参加することで、選挙への関心が高まるでしょう。
そして、いよいよ7月20日には参議院議員通常選挙の投票日が迫っています。予定があって投票に行けない方はお住まいの区の区役所や支所で期日前投票が可能です。お子さんを連れて、選挙に行くこともぜひ検討していただきたいです。地域活性化の一環として、子どもたちが政治に興味を持つきっかけになることを期待しています。次回の模擬投票イベントや、選挙に関する取り組みも通じて、もっと多くの人たちが投票に参加し、地域づくりに貢献できることを願っています。これからの兵庫県と子どもたちに期待が寄せられています。