新ブロックチェーンDISCIPLINA
2018-07-16 07:17:27
求人・教育の革命をもたらす新たなブロックチェーン技術DISCIPLINAとは
DISCIPLINAの登場
この度、教育とリクルート業界に特化したブロックチェーン技術「DISCIPLINA」が発表されました。このシステムは、企業の求人活動や教育の透明性を向上させることを目的としています。特に注目されるのは、情報の機密性と信頼性を両立させた環境を構築する点です。
背景と目的
従来のソリューションでは業界特有のニーズを満たすことができなかったため、DISCIPLINAは新たに開発された独自のブロックチェーンを採用しています。学生の成績やテスト結果といった個人情報を安全に管理しながらも、アクセスの透明性を確保します。これは、教育機関や企業が求めるデータの保護と透明性を両立させる新たな試みです。
プライバシーと透明性の両立
DISCIPLINAは、プライベート型とパブリック型のブロックチェーンを組み合わせています。プライベートな部分では個別ユーザデータが管理され、パブリックな要素はこれらデータの信頼性を検証するためのアクセスを提供します。この構造により、データの秘匿性を守りつつ透明性を高めることが可能になります。
サービスの概要
DISCIPLINAは、個人の成果に関するデータを電子的に管理し、すべてのデータに対し永久性と信用性を保証するプラットフォームを提供します。具体的には、ユーザーが成績を付与したり、学生ごとの成績を生成したりすることができ、これにより採用担当者は適切な候補者を見つけやすくなります。学生はキャリアプランを明確にすることができ、安心してスキルアップを図ることができます。
さらに、このブロックチェーンはオープンソース形式となっているため、教育機関や採用企業が自らのサービスに組み込むことが可能です。
パートナーシップとアドバイザー
DISCIPLINAの開発は、サンクトペテルスブルグのTeachMePleaseチームと国際企業Serokellとの提携によって行われています。Serokellは分散型システムに強みを持ち、仮想通貨Cardanoの開発にも寄与している企業です。また、Antonio Menéndez Sierra、George Basiladze、Jason Kingといった著名な専門家のアドバイスを受けており、Cardanoの共同創設者Kenji Sasakiも支援しています。Kenji Sasakiはこのプロジェクトに投資していることでもその信頼性を示しています。
資金調達プロジェクトについて
DISCIPLINAでは、資金調達プロジェクトを進行中で、出資者は2018年7月19日まで募集されています。ファンディングの第一ラウンドは2018年7月16日までの予定で、第二ラウンドはその後18日まで続きます。参加者は最大で10%のボーナスが得られる上、紹介制度を利用することでさらに5%のボーナスを受け取ることも可能です。条件としてKYC(本人確認)が必須となっています。
まとめ
DISCIPLINAの登場は、教育およびリクルート業界におけるデータ管理のあり方を大きく変える可能性を秘めています。この新たなブロックチェーン技術が、どのように業界を変革し、求職者や教育者の未来に影響を与えるのか、今後の展開に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
DISCIPLINA OÜ
- 住所
- Narva mnt 7-634, 10117Kesklinna linnaosa, Tallinn, Estonia
- 電話番号
-
372-880-3644