2025年大阪・関西万博における防災万博について
2025年5月28日、大阪・関西万博内で特別なイベント「防災万博」が開催され、ここでのトークセッション「防災メタバース×AI」にアローサル・テクノロジー株式会社の代表取締役である佐藤拓哉氏と岐阜大学の髙木教授が登壇します。このセッションは、地域課題に対するAI導入の最前線を紹介し、特に地震と豪雨に関する防災の新しい取り組みを議論するものです。
イベントの詳細
本イベントは、午後5時から午後6時30分まで、EXPOホール「シャインハット」で行われます。主催は株式会社Meta Heroesで、髙木教授と佐藤氏が共に登壇し、AIとメタバースを活用した防災における新しいアプローチを提案します。
AIによる行動変容の促進
このトークセッションでは、特に「地震防災・豪雨災害避難における行動変容を促進するためのAI・メタバースの可能性」というテーマが取り上げられます。特に注目されるのが、2万人以上が使用した『アプリ減災教室』をメタバースに拡大する取り組みで、これにより多くの人が災害への備えをより身近に感じられるよう助けることが期待されています。さらに、XAI技術を用いた豪雨災害時の避難行動をスムーズにする診断システムの導入が紹介され、それによって適切な避難行動を促す新たな機会が提供されます。
アローサル・テクノロジーの役割
アローサル・テクノロジーはこのセッションにおいてモデレーターとしての役割を果たします。地域課題とテクノロジーをつなぐ架け橋となり、特に岐阜大学の最先端の「防災×AI」研究について意見を交わし、AIがどのように人々にとってわかりやすい存在となり、現実世界におけるインフラとして機能するのかを掘り下げます。
地域格差の解消に向けて
昨今、AI技術は急速に進化していますが、都市部と地方の間には依然として大きな格差があります。アローサル・テクノロジーはこれを解消するため、地方自治体や教育機関と協力し、AIを「誰もが使える社会インフラ」として普及させる取り組みを進めています。東京以外の地域、特に関西や九州へも活動を広げ、AIの活用を推進する姿勢を見せています。
AIの未来を見据えて
今後も「AIの力で世界をわかりやすくする」という理念のもと、公共性の高いプロジェクトへの関与を通じて社会的信頼性を高め、ブランド価値の向上に努めていきます。アローサル・テクノロジーは、これからのAIに希望を託し、地域社会の安全と安心を支えるための活動を続けていくことでしょう。
アローサル・テクノロジーについて
アローサル・テクノロジー株式会社は、AIを用いたデジタルトランスフォーメーション(DX)やアシスティブテクノロジー(AX)の推進を目指し、コンサルティングやメディア事業を展開しています。創業以来、10,000名以上に研修を提供し、非エンジニアでもAIを使いこなせる支援を行っています。東京に本社を置きながら、全国各地での活動を積極的に進めています。