OasysとSBIホールディングスが提携
2023年10月、Oasysは日本最大の金融コングロマリットであるSBIホールディングスとの戦略的提携を発表しました。この提携により、Oasysは資金調達を行い、OASトークンの流動性を向上させると共に、エコシステムの強化に取り組むことになります。
Oasysは、設立当初から優れたゲーム会社との連携を進めており、年末にかけて新たなブロックチェーンゲームのリリースが予定されています。これに合わせて、OASトークンを用いた流動性の向上を目指し、SBIグループからの資金調達を行いました。OasysとSBIグループの協力を通じて、今後のコンテンツやゲームトークンのシナジーを図り、エコシステムの成長を加速させていく方針です。
また、OasysはSBI VCトレードへのOASトークン上場や、SBINFT Marketへの対応といった協業を進めてきましたが、今回の提携により、さらなる共同キャンペーンやセミナーが予定されており、SBI VCトレードのSBI Web3ウォレットへのOasysチェーンの追加やゲームトークンの上場なども計画されています。
SBIホールディングスの見解
SBIホールディングスの北尾吉孝会長は、Oasysプロジェクトについて非常に高い期待を寄せています。日本でのゲーム利用に特化したブロックチェーンプラットフォームとして、多くの著名なゲーム開発企業が初期バリデータとして名を連ねることが、その価値を高めています。北尾氏は、SBIグループがこの提携を通じてブロックチェーンのユースケース拡大を目指すことを表明しました。
Oasysの成長戦略
Oasysの代表取締役である松原亮氏は、新たなゲームのリリースが迫る中で、適切な資金と流動性の確保が重要であると強調しました。また、SBIの支援を受けることで、日本発のプロジェクトとして世界にその成果を発信していく必要があるとしました。Oasysは、SBIグループとの提携により、国内のWeb3コンテンツを国際的に広めるための基盤を整えていると言えます。
SBIグループとは
SBIグループは、1999年に創業され、インターネット金融サービスの分野で先駆者的存在を確立しています。証券、銀行、保険といった多領域をカバーし、より便利で低価格な商品やサービスを提供しています。また、資産運用、投資、暗号資産の事業展開を通じて、持続可能な金融サービスのエコシステムを構築しています。
Oasysの理念
Oasysは「Blockchain for Games」を中心に展開するプロジェクトであり、ゲームに特化したブロックチェーンプラットフォームです。初期バリデータには、大手ゲーム会社やWeb3企業が名を連ね、環境に配慮したPoS(Proof of Stake)を採用しています。Oasys独自の技術により、取引手数料が無料化され、迅速な取引処理が実現されています。
Oasysは、次世代のゲームプレイ環境を提供することを目指し、今後の新しい展開に注目が集まります。これからのOasysとSBIホールディングスの協力によって、どのような革新が生まれるのか期待が高まります。