IDCフロンティアとトライコーンの新たな連携
株式会社IDCフロンティアは、2024年12月4日より、国内最大級の国産パブリッククラウド「IDCFクラウド」とトライコーン株式会社が提供するメール配信エンジン「autobahn MTA」との新たな連携を開始します。この連携により、IDCFクラウドを利用する顧客はトライコーンが提供する「IDCFクラウド向け autobahn MTA特典プラン」を利用できるようになりました。
autobahn MTAとは?
「autobahn MTA」は、高性能なメール配信サービスとして、特に日本国内において実績を誇ります。メールの一斉配信やトリガーメール配信といった機能を備え、APIやSMTPリレーを使って顧客のシステムに接続します。これにより、顧客は新たな専用システムを開発することなく、手軽にメール配信機能を利用することが可能です。特に、国内外への配信や携帯キャリアアドレスへの最適化配信において豊富な経験があります。
特典プランの詳細
「IDCFクラウド向け autobahn MTA特典プラン」は初期費用が無料で、月間のメール配信通数に応じた月額料金は2万円(税別)から開始されます。また、IDCFクラウドの顧客には契約開始から3か月までの期間中、特別に2万円の割引が適用されます。この特典プランは30日間の無料トライアルと併用できるため、初めて利用する方も安心して試すことができます。
サービスの特長
サービスは以下の特徴を備えています。
- - 国内携帯キャリアに対応し、高い到達率での安定したメール配信が可能
- - REST APIやSMTPリレーでの配信がサポートされており、システムへの統合も容易
- - 日本国内のサーバーでの運用と日本語サポートを提供
- - 信頼性の高い第三者機関による認証を取得済み(Pマーク、ISO/IEC27017、ISO/IEC27001)
IDCFクラウドの進化
IDCフロンティアは、2009年に国内で初めてパブリッククラウドを自社データセンター内で提供開始以来、24時間365日のサポートや99.999%の品質保証制度を採用し、信頼性の高いサービスを提供してきました。2014年からは「IDCFクラウド」を正式に提供開始し、現在では東西に分散した15つのゾーンを用意。また、さまざまなマネージドサービスを提供し、2024年には新たに「IDCFクラウド CacheDB」も追加される予定です。
autobahn MTAについて
トライコーンの提供する「autobahn MTA」は、様々なウェブアプリケーションとの連携が可能なメール配信サービス(SaaS)です。HTMLメールの開封率やURLクリックのトラッキング、配信エラーに関する情報の取得ができるため、メールマーケティングの効果を最大化することが期待されます。「autobahn MTA」はトライコーンのCRMプラットフォーム「クライゼル」やECプラットフォーム事業者など、さまざまな業界で活用されています。
この連携により、今後多くの企業が効率的なメール配信システムを手に入れることで、ビジネスの成長を加速させることが期待されています。これからの利用拡大に注目です。