岡山大学が子ども向けワクワク実験室開催
2024年12月8日、岡山大学の鹿田キャンパスにて「子ども向けワクワク実験室2024」特別ワークショップが開催され、子どもたちとその家族が科学の楽しさを体験しました。
このイベントは、岡山医療連携推進協議会(CMA-Okayama)と岡山大学総合技術部が共同で企画したもので、参加者の交流とウェルビーイングの向上を目的としています。16人の子どもたちを含む参加者は、様々な実験テーマに取り組みながら、科学への好奇心を育む機会を得ました。
実施したテーマ
ワークショップでは以下の4つのテーマが用意され、それぞれのグループが交代で体験しました。
1.
スライムで遊ぼう:思い思いのカラーの洗濯のりを選び、理想の硬さのスライム作りに挑戦しました。
2.
入浴剤を作ろう:香りや色を自由に選び、自分だけのオリジナル入浴剤を完成させました。
3.
クロマトアートでしおりを作ろう:ペーパーフィルターを使い、色の広がりを楽しみながら個性あふれるしおりを製作しました。
4.
ペットボトルで万華鏡を作ろう:おはじきやビーズを選び、自分だけの万華鏡を作りました。
どのテーマでも子どもたちの笑顔が溢れ、活発な交流が見られました。特に、色とりどりの材料を使った実験は、子どもたちの興味を引きつけ、創造力を育む素晴らしい機会となりました。
講評と今後の期待
ワークショップの最後には、総合技術部の田村義彦部長が講評しました。「今日の実験の仕組みは分からなかったかもしれませんが、『分からない』という疑問が生まれることが、実は『科学する心』にとってとても重要です。これをきっかけに様々なことに興味を持って、たくさんの『なぜ?』に挑戦してください」と参加者にエールを送りました。
参加者は帰る時に、実験を通じて感じたワクワク感を胸に未来への期待を抱いたことでしょう。岡山大学は今後も地域社会に貢献し、次世代を担う子どもたちに楽しさと学びを提供していくことを目指します。
まとめ
岡山大学のこの取り組みは、ただの教育イベントにとどまらず、地域社会全体を巻き込んだ科学啓発活動として今後も続けられます。次の世代の科学者たちを育てるための施策が、地域の中核大学である岡山大学から発信されていくのです。岡山大学と総合技術部のさらなる活動に期待が寄せられます。