秋葉山の再生に向けた希望の植樹イベント
2023年9月、山形県南陽市で重大な林野火災が発生し、秋葉山の美しい森林が広範囲にわたって焼失しました。この悲劇的な出来事から1年半が経ち、少しずつ自然が回復のきざしを見せています。このたび新たな一歩として、「秋葉山復興植樹」イベントを開催いたします。
このイベントは、公益財団法人イオン環境財団の支援を受け、一般の方々を対象にして約1,000本の苗木を植樹するものです。地域の人々はもちろん、秋葉山を愛するすべての人々にとって、意味深い参加の機会となるでしょう。
イベント詳細・ご参加について
日時:令和7年10月29日(水)9:30開会式
場所:向山公園南駐車場(山形県南陽市宮内)
植樹場所:旧秋葉山山荘跡地周辺
募集人数:100名(イオン環境財団募集中分)、その後南陽市でも同様に100名を募集します。定員になり次第、募集を終了することがありますのでお早めにお申込みください。
植樹の内容
今回植え付ける苗木は、ヤマザクラ、ヤマモミジ、ツツジ、イチョウ、少花粉スギの5種類です。それぞれ250本のヤマザクラ、ヤマモミジ、ツツジが植樹される予定で、少花粉スギは10本となります。特にヤマザクラやヤマモミジ、ツツジは過去に秋葉山に自生していた植物であり、秋葉山を象徴する意味でも重要です。イチョウは宮内地区のシンボルでもあり、防火性に優れているため、再生にふさわしい樹木と言えるでしょう。
また、参加者の皆様には焼損木を利用して作成したコースターや鍋置きなどの記念品も進呈いたします。これにより、植樹の思い出を手元に残していただければ幸いです。
準備していただきたいこと
参加ご希望の方は、汚れても良い服装や運動靴、軍手、タオル、帽子、雨具、飲料水などをご用意ください。植樹場所には給水施設がありませんので、こまめな水分補給を心掛けてください。また、秋葉山までの移動に約40分程度歩く必要がありますので、体力に自信のある方のご参加をお待ちしております。
申込方法
まずはイオン環境財団の申込みフォームからお申し込みください。南陽市の参加枠に関しては、別途お問い合わせが必要となります。申込締切は、イオン環境財団が9月29日(月)、南陽市は10月10日(日)となっています。
広がりを見せる緑の中での植樹活動を通じて、自然への感謝の気持ちを新たにし、地域の未来をともに育てていきましょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております!