Metaverse Japan 2024
2024-10-02 13:51:23

2024年のメタバース未来を探る「Metaverse Japan Summit」の開催レポート

2024年9月25日、水曜日、東京都中央区の室町三井ホール&カンファレンスで「Metaverse Japan Summit 2024」が盛況のうちに開催されました。このイベントは一般社団法人Metaverse Japan(MVJ)の主催によるものであり、今回は「Next メタバース」をテーマに新しい潮流と技術進化が議論されました。開幕の挨拶を行ったMVJの代表理事である馬渕邦美氏は、生成AIの発展によるテクノロジーの変化に触れ、「メタバースは終わった」とされる背後での進化についても言及しました。長田新子氏もイベント内では参加者たちの協力によって創出された新しい取り組みについて期待を述べました。

今年で3回目となるこのサミットでは、「新メタバース宣言」をテーマに、16のセッションが設けられ、500名以上の参加者が集まりました。メインステージで行われたセッションの中で、特に注目を浴びたのは「AIがもたらすメタバースの未来」というテーマです。このセッションには、慶應義塾大学の宮田裕章教授とカーネギーメロン大学の金出武雄教授が登壇し、メタバースの現状と将来について語りました。

また、AppleのVision Proに関するセッションでは、東京大学の三宅陽一郎教授とVRアーティストのせきぐちあいみ氏が登場し、今後のXR(拡張現実)デバイスの展望を語り合いました。教育分野の可能性に関するセッションも行われ、角川ドワンゴ学園の佐藤将大氏とクラスター株式会社の加藤直人氏がメタバース活用の利点や未来の展開について熱心に議論しました。

地方創生への寄与を目指す「メタバース×自治体」については、慶應義塾大学の奥出直人特任教授が糸島市のプロジェクトを紹介し、さらに糸島市副市長からのビデオメッセージも届けられました。また、MIYASHITA PARKでのプロジェクトも取り上げられ、新しい都市体験の可能性が探求されました。

他にも、「メタバースとAIエージェントが生み出す新たな経済圏」や、「教育×メタバースの未来」など、多様なセッションが行われ参加者に新たな知見を提供しました。締めくくりとして「JAPAN Metaverse Awards 2024」の授賞式が行われ、生成AIを活用したプロジェクトに対する特別賞も発表されました。イベントは、今後も進化を続けるメタバースの可能性を参加者に感じさせるものとなりました。

今後、各セッションの詳細なレポートも順次公開される予定ですので、興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。マルチメディアの活用がますます進む中、改めてメタバースがどれほど魅力的な可能性を秘めているのか感じさせられるイベントでした。


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会社情報

会社名
一般社団法人Metaverse Japan
住所
東京都渋谷区猿楽町17-5代官山 蔦屋書店 SHARE LOUNGE内
電話番号

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