仙台の名店が新たな一歩を。九重本舗玉澤本店が移転オープン！

宮城県仙台市にて、1675年に創業した和菓子店「九重本舗玉澤」が2024年10月11日（金）に移転し、サンモール一番町で新たな本店をオープンします。この移転は、2025年に迎える創業350周年を機に行われるもので、長い歴史を持つ玉澤の名を広める新たな拠点となります。

九重本舗玉澤は、仙台藩の御用菓子司としてスタートし、以来多くの人々に愛され続けています。創業以来受け継がれてきた技法により、独自の和菓子を創り出し続けるこの店。移転の新店舗では、定番の「九重」や冬季限定の「霜ばしら」など、季節の味わいを楽しむことができます。新たにカフェスペースを設け、ここでは「炙りゆべし」や「霜塩団子」といった新メニューを提供します。

新メニューの一つ、炙りゆべしは、厳選された餅米と胡桃を使用した焼き餅菓子です。炙ることで砂糖と醤油の香ばしさが引き立ち、胡桃の風味が絶妙なハーモニーを生み出しています。また、霜塩団子は、滑らかな餡と独自製法の霜塩が絶妙に絡み合い、楽しさと新しい食感を提供します。これらのイートインメニューは、ぜひとも一度味わっていただきたい逸品です。

店舗内には、九重本舗玉澤の象徴ともいえる初代玉澤伝蔵の木像も安置されており、350年の伝統を感じてもらうことができます。また、移転に際してブランドロゴもリニューアルされ、伝統と革新をテーマにした新しいデザインとなっています。これにより、玉澤の歴史を守りつつも、未来に向けての新たな挑戦を感じられます。

移転オープンを記念し、2024年10月11日より、冬季限定商品「霜ばしら」も店頭販売される予定です。霜ばしらは、秋から春にかけての手作業による繊細な菓子であり、口の中でとろけるような食感とともに、冬の訪れを感じることができます。

新店舗の住所は、仙台市青葉区一番町2丁目3-33の第八藤榮サンモール一番町1階です。営業時間は10:00〜18:00（カフェは13:00〜17:00、変更の可能性あり）となっています。長年の愛着を持っていた旧店舗から新店舗への移転に、ぜひ訪れてみてください。