アビリンピック2019
2019-10-30 11:02:02

第39回全国障害者技能競技大会が愛知で開催!多彩な種目に期待

第39回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)が開催!



2019年11月15日から17日までの間、愛知県常滑市にて「第39回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)」が盛況のうちに開催されます。この大会は昭和47年から毎年行われるもので、障害のある方々が培ってきた技能を競い合う場です。今年は全都道府県から集まった386名の選手が参加し、その技術を披露します。開催場所は、愛知県が誇る新しい国際展示場「AICHI SKY EXPO」。

競技の見どころと新たな取り組み



今回のアビリンピックでは、ものづくりに関する「洋裁」「家具」「義肢」といった伝統的な種目に加えて、IT関連競技の「データベース」「ワードプロセッサ」、サービス関連の「フラワーアレンジメント」「喫茶サービス」など、多様な分野で全23種目が行われます。また、新たに「ネイル施術」が競技に追加され、健康的な爪を作る課題と、テーマに沿ったネイルアートを表現する課題が設けられています。このように新たな挑戦が増えることで、参加者同士の腕前を競い合う刺激が増しています。

さらに、今年度は「理容」と「フォークリフト操作」の2つの職種が技能デモンストレーションとして行われ、一般の人々にもその魅力を伝えます。これにより、会場では技術を目の当たりにする貴重な機会が生まれます。

障害者ワークフェア2019



大会の一環として開催される「障害者ワークフェア2019」も注目です。このイベントでは、障害を持つ方々が働く現場や職場の紹介を目的とし、139もの企業・団体が出展予定です。来場者は展示や実演、作業体験などを通して、障害者の職業能力を理解し、認識を深めることができます。

特別企画として、「アート・ブリュット展」や株式会社資生堂による「ビューティーアップセミナー」もあり、障害者の就労環境や美への取り組みが紹介されます。特設ステージでは、パラリンピアンを招いた座談会も開催され、彼らの体験や意見を交える貴重な機会となるでしょう。

大会の意義と参加者の声



アビリンピックは、障害のある方々が専門的な技術を高め、社会への理解を促進する重要な役割を果たしています。この大会を通じて、参加者たちは自身の技能を競い合うだけでなく、社会での仕事の可能性を広げています。過去の大会での参加者たちは、「他の競技者との出会いが刺激になった」「技術向上のための活動が楽しい」といった前向きな感想を口にしています。特に、競技を通じて得た自信は、参加者たちにとって大きな支えとなっています。

まとめ



「第39回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)」は、競技を通じて技能の向上のみならず、障害者雇用の促進を目指す大切なイベントです。今年も新たな試みが多く、来場者にはさまざまな感動や発見が待っています。愛知県の新しい国際展示場で、ぜひその目で選手たちの技術を見届けてください。

会社情報

会社名
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
住所
千葉県千葉市美浜区若葉3丁目1番2号 高度訓練センター内
電話番号

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