大阪・関西万博の注目ブース
2025年7月、世界中から注目を集める大阪・関西万博が開催されます。本イベントの中で特に話題になっているのが、フューチャーライフヴィレッジエリアに出展される「
Cybernetic being life 2050」。この展示において、特に注目を集めるのが「
人生経験交換メタバース」です。このメタバースは、クラスター株式会社が運営する国内最大級のメタバースプラットフォーム「
cluster」を利用し、東京大学の研究者との合作によって生まれました。
「人生経験交換メタバース」とは何か?
「人生経験交換メタバース」は、人々の人生のターニングポイントや経験をメタバース内で共有し、多様な人々との対話を促進することを目指したプロジェクトです。このプロジェクトでは、参加者が自身の人生の経験を「ワールド」として表現し、それをメタバース空間に蓄積することが試みられています。
この取り組みは、他人の経験を通じて自身の経験を再解釈する機会を提供し、さらには個々の対話を通じて、多くの価値ある気づきを得ることを目的としています。このコンセプトに基づいて、約30名の参加者が自分自身のターニングポイントを描いたワールドを制作しました。その作品群は、多種多様な人生ドラマを再現しており、訪れる人々に新たな視点を提供します。
展示の詳細
開催日時と会場
「Cybernetic being life 2050」は、次の日程で開催されます:
- - 第1期: 2025年7月23日(水)~ 7月28日(月)
- - 第2期: 2025年7月30日(水)~ 8月4日(月)
(7月29日は休館日)
会場は、
日本国際博覧会(大阪・関西万博)のフューチャーライフヴィレッジエリア内で、営業時間は午前10時から午後9時まで。入場は無料ですが、万博全体の入場料が別途必要です。
体験方法
ブース内の各コンテンツは自由に体験でき、一部の体験は待ち時間が発生する可能性があります。来場者は、この新しいメタバース体験を通じて、他者との深い対話を楽しむことができるでしょう。ぜひ会場に足を運んで、自身の人生経験を多くの人とシェアしてみてください。
メタバース研究所の役割
この「人生経験交換メタバース」は、東京大学の
葛岡・鳴海・谷川研究室とクラスターメタバース研究所の
平木剛史が共同で開発しました。彼らは、メタバース空間における人々の経験共有を通じて、個人の思考や感情、経験の捉え方がどう変化するかを探求しています。これにより、メタバースが持つコミュニケーションの可能性やその背景にある価値をより深く理解しようとしています。
結論
来たる大阪・関西万博において、「人生経験交換メタバース」は、参加者同士のコミュニケーションや経験の再解釈を可能にする貴重な場を提供します。未来のメタバースがどのように人々の人生を豊かにしていくのか、非常に興味深い取り組みとなっています。この機会に、ぜひ参加して新しい発見を楽しんでください。