東大阪に新しくオープンするカフェ
2024年10月5日、工場を併設したユニークなカフェ「カンカン工場の草原のカフェ」が東大阪市にオープンします。こちらは、洋菓子製缶を手がける大阪製罐株式会社とアート集団のチームラボのコラボレーションによる特別な空間です。このカフェでは、日常の喧騒を忘れ、自然の美しさとアートの新しい体験を同時に楽しむことができます。
チームラボとともに作られた体験
カフェでは、チームラボが制作したインスタレーション「風と雨と太陽の草原」が体験でき、カフェ利用者だけが入場できる特別な展示スペースが設けられています。これまでに見ることのできなかった草原のような空間で、自然の環境が創り出すアートが展開される様子は、訪れる人々を魅了します。
この新たなカフェは、古き良き「草香江」と呼ばれる地域に位置し、万葉集にも名を残す風情ある場所です。ここでは、満開の草花と共にチームラボの作品を楽しむことができるため、静かな空間でのリラックスタイムが提供されます。
営業概要
「カンカン工場の草原のカフェ」の営業時間は、基本的に2部制で、午前中から昼間、そして夜間といった具合に多様な時間枠が設けられています。事前予約制となっており、特設サイトから予約が可能です。料金については、予約フォームにて詳細を確認することができます。また、カフェの公式Instagramではリアルタイムで様々な情報が発信されているため、チェックしておくと良いでしょう。
「カンカン工場の草原のカフェ」は、他の多くのカフェとは異なり、製造業とアートが融合した新しい試み。在籍するスタッフがアートに親しみにくい方々でも楽しめる工夫が随所に取り入れられています。特に、光るコップでドリンクを楽しむ体験は、子供たちやアート初心者にも新鮮な喜びをもたらします。
地域貢献の取り組み
大阪製罐の代表取締役である清水雄一郎氏も、このプロジェクトの意義について次のように述べています。「東大阪はモノづくりの町であり、その伝統を未来へとつなげるために、地域活性化を図りたかった」と。このような意図から、東大阪の町を支える一環としてこのカフェを開設することとしたそうです。
これからの時代、イノベーションや創造的な空間が求められる中で、思わず訪れたくなる場所、それが「カンカン工場の草原のカフェ」です。東大阪市だけでなく、国内外から訪れる人々に新しいアートと食文化の体験を提供し続けることを願っています。
この場での経験は、ただの食事に留まらず、心が豊かになる新感覚のひとときを与えてくれることでしょう。この機会に、ぜひ東大阪へ足を運び、アートとお菓子の絶妙なコラボレーションを楽しんでみませんか?