コーチ・エィが新たなコミュニケーショントレーニング「ICT」を提供開始
株式会社コーチ・エィが、マネジメント層向けの新しいトレーニングプログラム「ICT(Interactive Coach Training)」を発表しました。このプログラムは、部下を持つ管理職や役員向けに設計されており、現在のコミュニケーションスタイルをアップデートし、管理職のマネジメント力や部下への指導力を向上させることを目的としています。
トレーニングの目的と背景
近年、多くの企業が1対1のコミュニケーションを重要視する中、1on1ミーティングが導入されています。このトレーニングの目的は、より効果的なコミュニケーションを通じて、部下のエンゲージメントを高め、組織の活性化を図ることです。しかし実際には、期待通りの成果を上げられず、エンゲージメントを低下させる事例も多く見受けられます。その大きな要因は、1on1の本来の目的が十分に理解されておらず、日常的な指示や業務連絡にとどまってしまう点にあります。これが「問い」を通じた新たなアイデアや価値の共創を妨げているのです。
これに対しコーチ・エィは、コーチングの手法を取り入れたコミュニケーションの重要性を提唱しています。彼らの研究機関である「コーチング研究所」でも、コーチングを用いた1on1が部下のエンゲージメント向上につながる事例が確認されています。
ICTの実践的な内容
「ICT」は、知識のインプットとコーチング体験を統合したトレーニングです。参加者は自身のコミュニケーションスタイルを見直し、そこから得た気づきをビジネス現場で生かすことが期待されます。特にこのトレーニングのフィンガーポイントは、参加者が「問い」を通じて、自分や部下とのコミュニケーションにどのような影響を与えるかを深く理解することです。
トレーニングの特徴
- - 厳選されたコミュニケーションスキルの提供:トレーニングで使用されるスキルは、即効性があり、すぐに実践可能なものに絞られています。
- - 深い理解へとつながる体験:参加者は、同時に「コーチ」と「受講者」の両方の立場を体験することで、コミュニケーションの本質を理解し、自ら変化するきっかけを得ることができます。
- - 現役プロコーチによる指導:コーチには豊富な経験を持つ専門家が指導にあたります。
コーチ・エィの目指すもの
株式会社コーチ・エィは、顧客企業の約8割がプライム市場に上場している大企業であり、長年にわたってコーチング分野でのパイオニアとして位置付けられています。彼らは、個人と組織の成長に向けた様々なサービスを展開し、さらなるビジネス成功を目指しています。これまでに1万人以上のコーチを輩出し、組織の変革を支援することに注力してきた実績があります。今後も、コミュニケーション施策の価値向上や、ビジネスリーダーのマネジメント向上を支援し続けることでしょう。
この新たなアプローチが、企業の人材育成にどのように貢献できるか、今後の進展が期待されます。