サイバー攻撃から業務を守る!イオレの新しい試み
株式会社イオレとWOODMAN株式会社が共同で実施する「閉域エッジ基盤」の概念実証(PoC)が始まります。この試みは、サイバー攻撃や外部サービスの障害が発生しても、病院や製造業、物流会社などの重要な業務が停止しないよう、あらかじめ備えを整えることを目的としています。
PoCの目的と意義
近年、生成AIの普及が進む中、サイバー攻撃もますます高度化しています。企業は外部からの脅威にさらされるリスクが増しているため、サイバーセキュリティ対策の重要性が高まっています。特に、業務停止が社会全体に影響を与える事業者に対しては、攻撃を受けた場合の敗北を可能な限り防ぎ、すぐに業務を復旧させる能力が求められています。
この「閉域エッジ基盤」は、外部ネットワークとの接続を制限し、特定の経路のみで通信を行う仕組みです。これにより、侵入経路を狭め、ひとたび侵入を受けても、ビジネスプロセスを止めることなく、迅速に復旧することが可能になります。特に、液浸冷却技術「IMMERSIA EDGE」を活用することで、冷却効率の向上や設置場所の制約を減らせる点も大きな特徴です。
PoCの詳細
イオレが企画運営を担当し、WOODMANが提供する「IMMERSIA EDGE」は、病院や工場、物流など業務の継続が特に重要な現場での導入を想定しています。PoCでは、参加企業との連携を通して、重要な業務に必要な計算基盤を現場に近い場所に置き、データ処理を行うことを検証します。
今回の取り組みでは、以下の内容に焦点を当てて検証が行われます:
- - 業務の遂行:閉域環境で完結できる業務とデータの範囲
- - 業務継続と復旧:外部サービス停止時の業務継続手順
- - 被害拡大防止:接続経路や認証設計の効果
- - 設置・運用条件:液浸冷却の運用コスト
参加者の募集
イオレは、病院や製造、物流など、業務が社会に与える影響が大きい事業者様に対し、PoCへの参加を呼び掛けています。募集は随時行われており、個別に相談が可能です。参加企業は、自社の業務に合わせた「閉域エッジ基盤」の構成設計を行い、共同でソリューションを提供します。
また、セキュリティ面では、診断や脆弱性管理などに特化したパートナー企業とも協業を進め、業種や現場に応じた最適なソリューションを構築します。
未来の展望
イオレは、このPoCを通じて得た知見を基に、より堅牢な「閉域エッジ基盤」の導入モデルを確立し、全国の分散AIデータセンターにも対応可能な環境を整えることを目指します。これにより、重要な業務が常に安全に運用され、迅速な復旧が可能となる体制を構築していきます。
持続可能で信頼性の高いAIインフラの提供を通じて、社会における鍵となるインフラを支えることがイオレの目的です。より多くの事業者様に参加いただき、共に未来のセキュリティ環境を築いていければと考えています。