名古屋商科大学が主催するシンポジウムの概要
名古屋商科大学商学部は、2024年度事業報告シンポジウムを開催します。このシンポジウムは、文部科学省の「知識集約型社会を支える人材育成事業」に基づくものであり、学部が取り組んできた教育の成果を広く共有する場となります。
シンポジウムのテーマ
「豊かな人生を獲得するための実学教育」というテーマで実施される予定です。これにより、在学生はもちろん、地域社会や産業界からも注目される内容となっています。名古屋商科大学は、「ケースメソッド《討議》」と「フィールドメソッド《体験》」を組み合わせた教育を行うことで、学生に実践的な知識を提供しています。
基調講演
シンポジウムでは、トヨタ自動車株式会社の只熊憲治氏が基調講演を行います。只熊氏は防衛省入省後、航空機開発に従事しましたが、その後、トヨタ自動車に入社し、車両開発においても多くの経験を積んできました。現在、事業開発室の室長として、新しい事業の推進に取り組んでいます。その実績をもとに、実学教育と産業界との連携の重要性について語られる予定です。
パネルディスカッション
基調講演後には、パネルディスカッションが行われ、産官学連携の実学教育のエコシステムの形成に向けた議論が展開されます。パネリストには、只熊氏の他、日進市商工会の田中綾氏や、中央可鍛工業株式会社の馬場孝也氏、さらに商学部の学生も参加します。教育現場とビジネス界の意見が融合し、新たな視点が得られる貴重な機会です。
参加方法
シンポジウムは2024年12月8日(日)に名古屋キャンパス丸の内タワーにて開催予定です。参加は無料で、定員は35名、オンラインでも参加可能です。大学関係者や高校関係者はもちろん、一般の方も参加できます。事前に申し込みが必要となるため、興味がある方は指定のフォームからお申し込みください。
名古屋商科大学について
1953年に創立された名古屋商科大学は、世界標準の経営教育を提供することを目指し、国際的な認証を受けた教育機関です。現在、5学部9学科を設置し、63カ国と提携して積極的な国際交流を実施しています。特にビジネススクールは、国内外で高い評価を受けており、生徒にとって国際的な視野を広げる絶好の環境が整っています。これからの時代のリーダーを育成するための取り組みを続けています。