2025年8月23日、NPO法人せいぼは日本マラウイ協会による「マラウイを語る集い2025」に出展し、ナンシー・テンボ外務大臣と出会いました。このイベントには多くの関係者が集まり、私たちの活動を紹介する場となりました。パネルセッションでは、現地の社会状況や文化理解を深めるための知見が共有され、アフリカの魅力を直に感じる機会となりました。
参加者の中には、マラウイで協力隊として活動していた方々もおり、彼らの経験との交流は特に印象的でした。この集いを通じて、マラウイに関わる多様な人々とつながり、互いに思いを語り合ったことは、私たちにとって大きな財産となりました。
今回は、せいぼの学生スタッフであるYが体験を手記風にまとめました。大学で法学を学ぶYは、広報活動の一環としてこのイベントに参加しました。アフリカ料理に興味をもっていたものの、現地の料理の実際の味に驚かされたY。マラウイの主食、シマは、トウモロコシの粉を使った料理で、日本のマッシュポテトに似た見た目ですが、実際には非常にやさしい味わいでした。
Yはイベントでのパネルディスカッションをふまえ、特に印象に残った発言を伝えます。それは、「途上国に見返りを求めずに貢献するのが先進国の役目」という言葉です。これは、参加した多くのスピーカーが共通して感じていることでした。相手に真心をもって支援をする姿勢は、互いの信頼に結びつくものだと思います。
また、Yはマラウイのコーヒーを紹介する役割を担い、多くの訪問者と交流できたことを嬉しく思っています。緊張の中でコーヒーをきっかけに会話が生まれ、思わぬ発見があったことに感謝しています。集いの中では、政府高官の方々が楽しそうにダンスを楽しんでいる姿も見受けられ、立場を超えた繋がりの大切さを感じました。
このような貴重な経験を通じて、マラウイ文化やアフリカ文化への理解を深めていきたいとYは語ります。私たちの活動を支えるため、マラウイの学校に給食を提供するための募金を呼びかけています。一食あたり15円で、子どもたちの未来を支えることが可能です。私たちのオリジナルコーヒーの購入も、子どもたちの給食支援につながります。
今後も、マラウイやアフリカに関心のある方々と共に、文化や知識を分かち合いながら活動を広げていくことを目指しています。また、講演や協働のお問い合わせは随時受け付けていますので、ぜひお気軽にご連絡ください。