西和賀の高校生商品開発
2024-08-07 16:16:35

西和賀町の高校生が挑む!地域資源活用任された商品開発プログラム

地域活性化へ向けた挑戦



岩手県西和賀町で、新たに地元高校生を中心とした「商品開発プログラム」が始まります。このプログラムは、産官学が連携し、地域資源を生かした商品開発を行うもので、生徒たちが主体的に地域の特産品に関わり、それを広めていくことを目的としています。西和賀町、岩手県立西和賀高等学校、ユキノチカラプロジェクト協議会、そしてトラストバンクの4者が協力し、地域の未来を支える若い力を育てる新しい取り組みです。

産官学連携の意義



地域の特産品や文化の魅力を発信することは、地域振興に欠かせません。特に地元の高校生は、地域の未来を担う存在です。彼らが地域の商品開発に関与することで、愛着を持ち続ける人材が育つことが期待されています。本プログラムは、昨年締結された「商品開発支援等の連携に関する協定」の新たな取り組みとして位置づけられています。

「魅力発見ラボ」の実施



プログラムでは、西和賀高等学校と地域ブランド「ユキノチカラ」が共同で行う「魅力発見ラボ」という地域学習プログラムが行われます。生徒たちは、実践的な授業を通じて、地場産品を活用した商品開発に取り組むことになります。授業は2回に分かれ、生徒は自身のアイデアを発表用の資料にまとめ、提案したアイデアは3者による講評を受けることになります。選ばれた商品は、トラストバンクが運営するECサイト「めいぶつチョイス」で一般販売されるほか、西和賀町のふるさと納税の返礼品としても取り扱われる予定です。

参加生徒の成長を見越して



参加するのは、西和賀高等学校の2年生28名。プログラムでは、町内事業者の製造現場への見学や地域の大人たちとの交流を通じて、実践的な学びが得られます。生徒たちは、自らの興味に基づいて地域資源を調査し、新しい商品アイデアを考案することで、実践的なスキルを身につけることができるでしょう。このプログラムを通じて、彼らは地域への愛着を深めつつ、将来的な就業意欲の向上も図れます。

地域への期待と今後の展望



西和賀町の町長、内記和彦氏は、地域資源の活用について「生徒たちに地域の魅力を考えさせ、誇りを持たせることで、地域活性化につなげていくことを期待しています」とコメント。また、西和賀高等学校の校長、助川剛栄氏は「地域の実情を理解し、自ら考える力を育むことができる」と語りました。

ユキノチカラプロジェクト協議会の会長、高鷹政明氏も「地域ブランドの俯瞰的な視点からのアプローチを実践できる」とし、この取り組みが教育の場でどのように生かされるかに期待を寄せています。トラストバンクの川村憲一代表取締役は、「地域の魅力を全国に広めるため、地元の学生とともに取り組むことが重要」と述べ、この連携で得られる経験が生徒たちの成長に繋がることを強調しました。

今後、西和賀町の高校生たちは、このプログラムを通じて地域の特産品の開発に取り組み、彼らのアイデアが具体的な商品につながることが期待されています。地域資源を有効に活用することで、地域の魅力がさらに高まり、活性化が進んでいくことでしょう。若い世代による新たな挑戦が、地域の未来を創造していくのです。


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会社情報

会社名
株式会社トラストバンク
住所
東京都品川区上大崎三丁目1番1号JR東急目黒ビル 7階
電話番号
03-6843-3470

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