トークセッション「住んだ人とつくった人 中銀カプセルタワービルのユニットバス」
愛知県常滑市に位置するINAXライブミュージアムでは、2024年10月12日(土)に特別なトークセッションが開催されます。このイベントは「なんとかせにゃあクロニクル―伊奈製陶100年の挑戦―」という企画展に関連したもので、ユニットバスの深い歴史と革新を探る貴重な機会です。
中銀カプセルタワービルについて
中銀カプセルタワービルは、1972年に建築家黒川紀章によって設計された建築物で、140基のカプセルユニットから成る、メタボリズム運動の象徴的な作品として知られています。観光名所としても多くの人に親しまれていますが、そのユニットバスの開発には伊奈製陶が大きく関与しました。
トークセッションの内容
このイベントでは、カプセルビルの住人だった前田達之氏と、LIXILの浴室開発部の大北達也が登壇します。前田氏は、現在中銀カプセルタワービルの保存と再生プロジェクトを代表しており、その体験談を通じてユニットバスの魅力や特徴について語ります。そこで出てくるのは、住み手とつくり手の目線から見たこのユニットバスの歴史や新しい機能です。
また、大北氏からは、近年の技術で再現した場合のバスユニットの検証実験についても紹介され、参加者は新しいアイデアや展望を聞くことができます。最後には参加者全員がカプセル内部の見学を行う特典もあります、合わせて詳細を確認しながら参加できる貴重な機会です。
参加概要
このトークセッションは40名の定員制で、参加費は2,500円(税込)で見学や書籍代も含まれているためお得です。また、申し込みは2024年9月10日(火)から始まるため、早めに登録することをお勧めします。
LIXILの取り組み
INAX(現LIXIL)は、1924年に設立され、今や日本国内の水まわり事業で100年の歴史を誇ります。その間、さまざまな革新をもたらし、日常生活を豊かにする製品を多数開発してきました。LIXILもまた、ユニットバスに関する技術革新を行い続けており、その努力がこの特別企画にも結実しています。
最後に
トークセッション「住んだ人とつくった人 中銀カプセルタワービルのユニットバス」は、単なるイベントに留まらず、過去と今をつなぐ貴重な学びの場です。ユニークな空間やデザインに触れながら、カプセルタワービルの魅力を感じることができる素晴らしい機会ですので、ぜひご参加ください。