旧横浜市庁舎
2025-08-05 11:07:47

横浜市認定の歴史的建造物、旧横浜市庁舎がホテル化へ

横浜市認定の歴史的建造物、旧横浜市庁舎がホテル化へ



旧横浜市庁舎行政棟が、このたび戦後建造物として初めて横浜市から歴史的建造物として認定されました。この重要なニュースは、竹中工務店や東急、京急電鉄を含む企業群が進めるホテル事業に大きな影響を与えています。特に、2026年春に開業予定の「OMO7横浜 by 星野リゾート」が、この名建築の新たな活用法として注目されています。

旧横浜市庁舎行政棟の歴史


この歴史的な建物は、開港100周年の記念事業の一環として建設され、著名な建築家・村野藤吾によるモダニズム建築としての地位を築いてきました。特に、建物が持つ優雅で先進的な意匠は、横浜のシンボルとも言える存在となり、地域の文化の一部としての価値を高めています。

横浜市は、2022年からこの建物を歴史的建造物として認定する準備を進めてきました。今回の認定に際して、横浜国立大学の吉田鋼市名誉教授からも、地域のシンボルであった旧庁舎の保全が新旧の融合を体現する重要な要素として評価されました。

OMO7横浜の特徴


「OMO7横浜」は、276室の客室を備え、カフェやレストランも併設されるフルサービスホテルになります。地域の文化や歴史に根ざしたサービスを提供することで、訪れるゲストが横浜をより深く理解し楽しめるよう工夫されています。特に「OMOレンジャー」と呼ばれる地元のガイドが、知られざる横浜の魅力を紹介し、旅行者には新たな体験を提供します。

新旧融合のコンセプト


「新旧融合」というコンセプトは、OMO7横浜の重要な側面です。旧庁舎の記憶を継承し、有意義に活かしつつ、現代的なホテルとして生まれ変わることで、横浜の中心に新しいにぎわいを創出します。ホテルのデザインや内装も村野藤吾の意匠を最大限に活かしつつ、現代のニーズに応える形で進化しています。

アクセスと開業日


「OMO7横浜」は、神奈川県横浜市中区、関内駅から徒歩わずか1分という好立地に位置しています。アクセスの良さや、旧庁舎の歴史的な背景を踏まえた運営方針が、地域に新たな価値をもたらすことが期待されています。

開業は2026年春を予定しており、予約受付は2025年10月から開始される見込みです。横浜市の新たなランドマークとして、多くの訪問者に親しまれることでしょう。

このように、旧横浜市庁舎行政棟は、その歴史的価値を失うことなく、新しい形で生まれ変わることで、地域に根差した新たな文化の拠点となります。ぜひ、開業の日を楽しみにしていてください。


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会社情報

会社名
東急株式会社
住所
東京都渋谷区南平台町5番6号
電話番号
03-3477-0109

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