春華堂、渋谷で新たなレストラン「HOW’z」を開店
株式会社春華堂(本社:静岡県浜松市)は、2024年11月に東京・渋谷の東急プラザ原宿「ハラカド」3階に、全国の食材を活かしたカフェレストラン「HOW’z(ハウズ)」をオープンすると発表しました。この新業態は「一家団らんのひととき」と「温故創新」を掲げつつ、春華堂が長年培った技術とクリエイターたちとのコラボレーションによって、訪れる人々に温かな空間を提供することを目指しています。
地元の魅力を発信する「HOW’z」
「HOW’z」は「CREATE by LOCAL」をテーマに掲げ、全国47都道府県の生産者から厳選した食材を使った料理を楽しめるレストランです。この取り組みでは、春華堂が築いてきた「うなぎパイ」の伝統を活かしつつ、地元浜松での活動の延長線上としてこの新たなビジョンを展開します。また、春華堂は2018年から地元の生産者と联携し、かき氷甲子園を開催しており、地域の特産品を紹介する機会が増えています。
HOW’zでは、カフェ限定のお土産菓子や、クリエイターとのコラボで生まれた器やカトラリーも展開しており、訪問者は新たな食体験だけでなく、地元のカラーを意識したアイテムを持ち帰ることも可能です。
原宿にLOCALを選んだ理由
春華堂が原宿を選んだのは、地元の名産品や食文化が観光の一環として認識されているためです。特に「うなぎパイ」は、浜松の象徴として多くの観光客に親しまれ、生産者と直接つながることができる価値を感じています。さらに、同社は「遠州和栗プロジェクト」を通じて和栗の魅力を発信するなど、地域に根差した活動にも力を入れています。
出店の背景には、2019年に始まった春華堂グループの新ブランド「coneri(こねり)」の渋谷店開業があります。この取り組みを通じて、春華堂は地域と観光の交差点としての役割を果たすべく、クリエイティブディレクター・千原徹也氏との出会いを契機に、レストラン「HOW’z」の構想が具体化しました。
メニューやデザインへのこだわり
HOW’zでは、渋谷・原宿エリアのクリエイターたちと共同開発した名物料理がメインメニューとして提供される予定です。これにより、食を通じたクライエントの相互作用が生まれる新たな場が創出されます。また、店舗デザインは千原徹也氏が手がけ、オリジナルのロゴ、包装材、お土産菓子なども彼のセンスによって生まれます。
店舗の基本情報
- - 店舗名: HOW’z(ハウズ)
- - 住所: 東京都渋谷区神宮前六丁目31−21 東急プラザ原宿3階
- - 営業時間: 11:00~23:00(最終入店22:15)
- - 定休日: 不定休(施設に準ずる)
訪れるファミリー、友人、恋人とともに過ごす時間が、何気ない日常の中でも大切にされるような場所を目指して、春華堂は新たな挑戦を続けます。今後の展開にどうぞご期待ください。