鎌倉スタジアムNFTプロジェクト、特許出願について
鎌倉インターナショナルFC(通称:鎌倉インテル)が、鎌倉スタジアムに関連するNFTプロジェクトの特許を出願したことを発表しました。代表の四方健太郎氏は、「この技術を通じて、新たなスポーツ体験を創造し、ファンコミュニティと共に未来のスポーツを形成していく」と語ります。
プロジェクトの背景
鎌倉インテルはすでに提案された「鎌倉スタジアムNFTプロジェクト」に取り組み、スタジアムの特定の区画をNFTとして販売してきました。このシステムは、NFTを所有することで、試合中に発生するアクションに基づきリワードを得ることができる仕組みを提供しています。これにより、ユーザーは単なる観客ではなく、ウェブ経由でスタジアムに参加する体験を得られます。
この特許の出願は、 NFTの基盤技術を安全に進化させ、他の企業や競技、業界とのコラボレーションを促進するための重要なステップとなるのです。
特許の概要
- - 出願番号:特願2025-154382
- - 出願日:2025年9月17日
- - 国際特許分類:G06Q50/60
この特許では、スタジアムを複数のセクションに分けて、それぞれをアイテム化し、AIやセンサーを駆使してアクションの発生位置を特定します。その情報をブロックチェーンに結び付け、仮想的な権利者に対応することで、スマートコントラクトによって報酬が与えられます。
この仕組みによって、リアルなスポーツの出来事がデジタル空間で可視化され、流通する新しいスポーツエコシステムが創出されます。
パートナーシップの呼びかけ
鎌倉スタジアムNFTプロジェクトは、さまざまな企業との協力によって進行しています。今後、特許出願を契機にプロジェクトを日本国内外に拡張させるため、スポンサーおよび協業パートナーを募っています。特に
- NFTの体験をどのようにインタラクティブ化するか。
- NFT所有者がチームや地域とどのように深く結びつくか。
- 他のクラブや競技にも適用できるソリューションを開発し、共同事業を行う。
また、すでに以下のパートナー企業との連携が進行中です。
- - ブロックチェーン基盤:株式会社GALLUSYS(NFT発行・スマートコントラクトの実装支援)
- - AI映像解析:株式会社Playbox(試合映像を用いた位置判定システムの開発)
- - ネットワーク映像:ソネット株式会社(多台のネットワークカメラを活用した解析環境の構築)
四方健太郎代表のコメント
四方氏は、「このプロジェクトはデジタル技術の単なる導入ではなく、我々のビジョン『CLUB WITHOUT BORDERS』を具現化する挑戦です。私たちは、フィールドの1㎡をNFTとして可視化し、ファンが観戦を“参加”や“共創”に変わる仕組みを構築してきました。この特許出願は、排除ではなく、共創を続けるための一歩なのです」と語ります。
鎌倉スタジアムNFTプロジェクトについて
このプロジェクトは、スタジアムのグラウンド全体(102m x 64m)の6528㎡を対象に、それぞれ1㎡のNFTを発行しています。所有者は特定の区画のデジタル権利を持ち、限定コミュニティやイベント享受の機会を得ます。
スポーツ界におけるWeb3技術の導入により、新たなファンエクスペリエンスを提供し続け、地域と共に未来のスタジアムを育成していくことを目標としています。
公式サイト