フォークダンスDE成子坂の名作コントが甦る
日本のお笑い界に名を馳せたフォークダンスDE成子坂。そのコントが、アニメ界の巨匠・吉崎観音によるキャラクターで新たに息を吹き込まれることが決まりました。『其れ、則ちスケッチ。』プロジェクトは、クラウドファンディングプラットフォームCAMPFIREでスタートしました。
プロジェクトの背景
お笑いコンビ、フォークダンスDE成子坂は1999年に解散した後も、その影響力は計り知れず、数多くの芸人に影響を与えてきました。しかし、2006年と2019年にそれぞれメンバーが鬼籍に入る中、その作品は次第に忘れられつつありました。これはお笑い文化にとって大きな損失だと感じたプロジェクトの立ち上げメンバーたちによって、生前の桶田敬太郎の願いを継ぐ形で立ち上げられました。
桶田は生前、古典落語や名曲のように自分たちのネタが後世に受け継がれることを夢見ており、その思いを実現するためにはアニメキャラクターを使って新たな表現をすることが重要だと考えました。
プロジェクトの内容
本プロジェクトでは、フォークダンスDE成子坂のコントを吉崎観音が描く女性キャラクターが演じる動画コンテンツが制作されます。アニメ化されたキャラクターたちが織り成す新しいコント動画は、懐かしさと新しさが融合した作品になることでしょう。プロジェクトの発起人である石ダテコー太郎は、フォークダンスDE成子坂を師と仰ぎ、彼らの作品の魅力をアニメの世界に引き継ぐことを目指しています。
主な登場キャラクター
物語の中心となるのは、お笑いが大好きで成長を夢見るチヅル(CV:春木めぐみ)と、SNS上で特異な表現を通じて交流を深めるハジメ(CV:植田ひかる)という二人の女の子です。彼女たちはSNSでの友人関係を経て、実際に会うための旅行に出発します。その道中、思いがけない出来事が待ち受けています。
不思議な島での出来事
二人が向かったのは、何もかも謎に包まれた不思議な島。到着するなり、周囲は静まり返り、飛行機が忽然と消えてしまいます。慌てた二人は、島での生活を余儀なくされ、帰路を探しながら不思議な体験をすることに。そんな中、二人はコントのネタが次々と湧き上がる体験を通して、思いを共有し合います。このプロセスが、彼女たちの笑いに対する貪欲な探求心を映し出すことになるでしょう。
制作スケジュール
このプロジェクトは11月にクラウドファンディングを開始し、12月に終了します。その後、2021年1月には公式ウェブサイトがオープンし、制作準備が進められる予定です。また、公式のオンラインサロンもスタート予定で、フォロワーとの交流を図りながら進行していきます。
クラウドファンディングへの参加
『其れ、則ちスケッチ。』は、単なる復活プロジェクトではなく、日本の伝統的なお笑い文化を次世代に伝える架け橋でもあります。興味のある方は、ぜひクラウドファンディングに参加し、彼らの新たな挑戦を応援してください。
また、このプロジェクトに関する最新情報は公式Twitterでも発信されていますので、併せてフォローしてみてください。
日本のお笑い文化が新しい形で再評価される瞬間が今、まさに始まります。期待に胸を膨らませたファンの皆さん、一緒に素晴らしい旅に出かけましょう!