盛岡誠桜高校がスポGOMI甲子園2024で優勝、全国大会へ意気込む
2024年6月8日に開催された『スポGOMI甲子園2024・岩手県大会』で優勝を果たした、盛岡誠桜高校の在校生3人組「人間讃歌中心主義者〜北へ向かう者たち〜」。この成果を受けて、彼らは盛岡市の内舘茂市長を表敬訪問し、全国大会への決意を表明しました。
スポGOMI甲子園とは?
『スポGOMI甲子園』は、15歳から18歳までの高校生が3人1組になり、60分間で指定されたエリア内のごみを拾ってその質と量を競うイベントです。この取り組みは、仲間と楽しみながらごみ拾いを行うことで、環境問題を自分のこととして考える機会を提供しています。
盛岡誠桜高校の優勝と次のステップ
大会での勝利を収めたチームが市長を訪れるという栄光の瞬間、優勝メンバーは「私たちにごみ問題について考える機会を与えてくれたことに感謝している」と言及し、自らの体験を通じて意識が大きく変わったことを語りました。彼らは、全国大会でも岩手県の代表として優勝を目指す意気込みを見せています。
市長は、「自分の意識でごみの問題に取り組んでいることは素晴らしい」と称賛し、後輩たちにもこの意識を受け継いで欲しいと述べました。
活動の背景
このイベントは、海洋ごみ問題への取り組みを促進するための日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として行われており、海と環境を守る意識を高めることを目的にしています。また、一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションが企画・運営を担当しています。
優勝メンバーの思い
チームリーダーの一人は、昨年の悔しい経験を糧に、今年は少しコツを掴んだと語ります。「ごみに対する意識が他人事から自分事へと変わりました。分別を強く意識し、後輩たちにもこの活動の重要性を伝えていきたい」と力強く意気込みました。
CHANGE FOR THE BLUEの意義
日本財団が推進する「CHANGE FOR THE BLUE」は、国民一人ひとりが海洋ごみ問題を自分ごととして捉え、意識を向上させていくことを目指しています。この取り組みは、さまざまなセクターとの連携を通じて海洋環境を守るモデルを作り出し広めていくのです。
まとめ
盛岡誠桜高校の「人間讃歌中心主義者〜北へ向かう者たち〜」が勝ち取った優勝の背景には、仲間同士の協力と環境への意識の変化がありました。全国大会に向けての決意も新たに、彼らは今、まさに新たな一歩を踏み出そうとしています。今後の活躍に期待が寄せられます。