教育現場を支える「mobiconnect」のアップデート
インヴェンティット株式会社によるMDM(モバイルデバイス管理)ソリューション「mobiconnect」が、この度最新バージョンであるVer.31.19をリリースし、教育現場の管理負担軽減を目的とした機能改善が行われました。この新機能は、監視ポリシーやフィーチャーセットのユーザーインターフェース向上に加え、Androidアプリの配信方法の見直し、そしてパスワード通知機能の追加など、実践的な施策が盛り込まれています。
GIGAスクール構想の進展
2019年から始まった「GIGAスクール構想」は、全国の小中学校に約900万台以上の端末を整備する重要なプロジェクトです。この取り組みが進む中、教育現場でのICT機器の管理や運用は日に日に複雑さが増しており、教職員の負担が大きくなっています。特に、管理者が策定すべき教育情報セキュリティポリシーの未整備が多く、現場の安全運用が疎かになる懸念も指摘されています。
新しい機能の具体的内容
今回の機能改善は、以下の3つの主な点にフォーカスしています:
1.
監視ポリシーとフィーチャーセットのUIv3対応
管理画面が統合され、ユーザーが直感的に操作しやすくなったことで、ポリシーの変更や設定管理が容易になりました。これにより、管理者が混乱することなく新しいインターフェースに移行できるよう配慮されています。
2.
パスワード通知機能の追加
監視対象のiOS端末に対して、ユーザーに対してログイン情報(ユーザーIDやパスワード)を安全に送信することが可能となりました。これによって特定ユーザーへの情報共有がスムーズになり、運用の効率が向上します。
3.
Androidアプリ配信方法の見直し
Android向けアプリの配信方法が更新され、アプリ配信画面には「端末一覧を表示」や「インストール状況の再取得」機能が含まれました。これにより、未インストールの端末の把握が容易になり、管理業務の効率化が期待されます。
今後の展望
インヴェンティットは今後も、利用者のニーズを重視し、教育現場での利便性を追求し続けるとしています。「mobiconnect」の今後のアップデートも、このような現場の声に応える形で進められていくでしょう。
ウェビナーでさらに学ぶ
また、2025年にはウェビナーを開催し、最新バージョンの機能改善の内容やその活用方法が紹介されます。詳細はこちらからご覧いただけます:
mobiconnectウェビナー
教育現場のデジタル化が進む中、「mobiconnect」がそのソリューションとしてどのように機能するのか、期待が高まります。インヴェンティットの取り組みが、教育の現場でどのような変革をもたらすのか注目が集まります。
インヴェンティット株式会社は、リモート管理技術を核としたソリューションベンダーとして、教育機関向けMDM「mobiconnect」などを展開し、社会課題の解決に貢献していくことを目指しています。