デジタルウォレットによる報酬払いの試験運用がスタート！新時代の金融サービスとは

デジタルウォレットが切り拓く新たな金融の形

株式会社デジタルフィンテックは、子会社の株式会社デジタルプラスのもとで、デジタルウォレットを活用した「デジタル報酬払い」の試験運用を2023年8月中旬から開始しました。この試みは、従来の金融システムに新たな風を吹き込むもので、多様な受取手段やコスト削減を実現することが期待されています。

デジタル報酬払いの概要

デジタル報酬払いは、利用者が自分の好きな金融機関から報酬を受け取れる仕組みです。試験運用に際しては、参加者のフィードバックを重視し、ユーザーインターフェース（UI）やユーザーエクスペリエンス（UX）、API連携機能などの改善につなげていく方針です。目標は2025年9月までに提携先へサービスを提供することです。

利用者にとってのメリット

デジタルウォレットにはいくつかの利点があります。まず、地方銀行をはじめ、あらゆる金融機関から報酬を受け取れる柔軟性が特徴です。このサービスは、初期段階としてデジタルマネーや現金受取を予定していますが、将来的には証券口座や新しいデジタル資産との連携も視野に入れています。

さらに、送金業務や振込業務に掛かる工数やコスト削減が実現されます。このことは、特に中小企業やフリーランスの方々にとって、資金繰りの効率化につながるでしょう。